このような悩みを解決するための記事になります。
あなたは勉強している時、睡魔に襲われませんか?小学生の時とかはそんなこと感じなかったのに、中学生、高校生になるとやたら眠くなる回数が増えた人もいるでしょう。
勉強頑張りたいのに眠たくて集中できないというのはもったいないことです。
この記事を最後まで読めば、睡魔に対する具体的な対策は分かり、勉強に集中できるようになります。
この記事で分かること
- 勉強中に眠くなる原因
- 睡魔への根本的な対策
- 眠気に襲われた時の対策17選
それではさっそくいきましょう。
勉強中に眠くなる原因は?
まずは対策法の前に眠気の原因からお伝えします。
眠気の原因
- 寝不足
- 酸素不足
- 疲れ
- 食後の消化で胃に血流が集中する
- 脳の温度が上がる
- 低血糖
これらが原因になります。中学生や高校生になると部活が始まったり、勉強のレベル上がったり、課題の量が増えたりすることで、疲れが溜まりやすくなり、眠くなりやすくなってしまうのです。
そういう様々な原因が重なって眠気を引き起こしているのです。
ですが、基本的には「寝不足」が1番の原因と考えてください。
日本の高校生の睡眠時間は平均6時間36分なのですが、米国立睡眠財団によると、高校生に推奨される睡眠時間の目安は「8時間~10時間」と言われているんです。
少なくとも1時間30分も不足しているのです。
8時間も少し長い気がしますが、今、睡魔に襲われているということは「今の睡眠時間では足りないよ」という体からのメッセージになります。
十分な睡眠を取ることが大前提
これから眠気の具体的な対処法について紹介しますが、それらは正直「その場しのぎの対処」です。
先ほど書いた通り、寝不足が最大の原因になっていますので、根本的な解決をするためには十分な睡眠を取ることが1番です。
勉強しないと不安、課題が間に合わないなど理由は様々あるかと思いますが、睡眠時間を削ってまでする必要はありません。
その理由は睡眠の役割にあります。
睡眠の役割
睡眠は勉強においてものすごく重要な役割を担っています。それがこの3つ。
睡眠の役割
- 体調管理
- 精神の安定
- 記憶の定着
睡眠は心身の健康と関係が深く、勉強に直接関わる記憶の部分でも重要な役割を果たしてくれているのです。
勉強中の眠気の具体的対策
ではここから、勉強中の眠気対策を紹介していきます。
すぐに試せることも多いので、ぜひやってみてください。
①勉強場所を変える
あなたは勉強する場所を変えていますか?
ずっと同じ場所で勉強をしていると変化がないため、集中力が下がり眠気に襲われやすくなります。
いつも同じ場所で勉強しているなら、勉強場所を変えてみるといいです。
いつもと違う場所だと周りにいる人、景色、雰囲気、すべてが違うので気分をリフレッシュでき、眠気も感じにくくなります。
②体を動かす
机に座っていると大きく動かないため、血流が悪くなり眠気に襲われてしまいます。だから時々、体を動かして血流をよくしましょう。
そんなにハードな運動をする必要はありません。ストレッチや首や肩を回すなどの簡単なことでいいです。
勉強する前にも軽くやっておくと良いでしょう。
授業中だったら足や首を動かす程度であれば、先生から目を付けられることもないのでやってみましょう。
③洗顔する
「ここで寝てしまったらダメだ…!」っていう時ありますよね。そんな時は冷たい水で洗顔しましょう。
めちゃくちゃすっきりして目が覚めます。
僕は授業中でも「先生、顔洗ってきます」っていうのをよくやっていて、効果もあったのでぜひ試してみてください。
ちゃんと拭くためのタオルを持参するように。
④歯磨き
何か刺激を与えるというのは眠気覚ましに大事なことの1つです。例えば歯磨き。
手を動かすことに加え、歯茎が刺激されることで眠気が飛びます。
歯磨き粉を使えば口がさっぱりして、さらにミントの力で味覚、聴覚に刺激を与えられます。
⑤教科や内容を変える
同じ教科や内容を勉強していると飽きてしまい、集中力が下がり、眠たくなってしまいます。
それを防ぐために、やる教科や内容を変えてみましょう。気分転換になります。
ただ変えるだけではなくて、よく考えないといけないことと一問一答でできる手軽なものを交互にやるといいです。
例えば、数学の応用問題と英単語のような感じです。
⑥仮眠を取る
目が半開きで眠たいまま勉強を続けても何も頭に入りません。だから仮眠を取ることをおすすめします。
睡魔に逆らってもいいことはないのでおとなしく寝ましょう。
10~15分程度の短い睡眠でも眠気が飛んで脳がシャキッとします。
長時間寝ないように目覚ましのセットをする、机に伏せて寝るなどの工夫をしましょう。
⑦ガムを噛む
何かを噛むことで脳に血流が行き、眠気対策になります。噛むならガムがおすすめです。
ガムを噛むことで眠気対策だけではなく、味覚の刺激が得られて記憶力が上がる効果もあります。
ただし授業中は噛まないように!
⑧すっきりするものを口にする
ミンティアやタブレットなど口にするとスースーして眠気覚ましになります。常備しておくといいですね。
ただし、すぐに慣れてしまうし、僕の同級生で食べ過ぎて腹痛になっている子もいました。色々注意が必要です。
⑨ブドウ糖を補給する
脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足すると、眠気を感じやすくなります。だからお菓子などでブドウ糖をちゃんと補給するようにしましょう。
僕は友人がおすすめしてくれた「ブドウ糖」というお菓子を愛用していました。食べた分はちゃんと脳を使って消費しましょうね。
⑩エナジードリンク
おすすめというわけではありませんが、レッドブルやモンスターなどのエナジードリンクを飲むことで眠気は抑えられます。
ですが寝たい時間に寝られないなどのデメリットもあります。飲みすぎるのもよくないので気を付けましょう。
⑪人と会話する
1人で黙々と勉強していると眠たくなってしまいます。そういう時は気分転換もかねて友だちや友人と会話してみましょう。
雑談でもいいし、内容の確認や質問でもいいです。
勉強中よりもこういう時間のやり取りが印象に残ることもあるので勉強の効率も上がります。
⑫体に刺激を与える
眠たい時に自分で自分に物理的な刺激を与えてみるのも効果があります。
誰でもすぐに試せるのが体をつねったり、ペンで刺したりです。自分を痛めつけすぎないように気を付けましょう。
他にはツボを刺激するという方法もあります。中指の爪の生え際、手の真ん中、首の後ろのくぼみ、目頭などを押すと眠気を飛ばせます。
僕は手の真ん中をよく押してましたね。
⑬没頭する
目の前のことに没頭している時って眠気とか感じませんよね?いつの間にか時間が経ってた、という経験があるはずです。
没頭している状態を勉強にもできるといいです。時間制限をして勉強したり、視界に何も余計なものが入らないようにしたりすると勉強に没頭出来やすくなります。
⑭音読する
目で文字を追っているだけではその内眠たくなってきます。そうならないためには音読をするのがおすすめです。
音読をすることで黙読以上に脳を使えるうえに、口を動かし聴覚にも刺激を与えられます。
またこれは眠気対策だけではなく、記憶の面でも効果を発揮します。
⑮立って勉強する
座って勉強していると血流も悪くなるし、眠くなったらすぐに伏せて寝てしまえます。
そんな時は立って勉強してみましょう。立ちながら寝てしまうことはほぼありません。
また立つだけでなく、そのへんを歩くことで血流がよくなり、さらに眠気が飛ぶようになりますよ。
⑯入浴する
風呂に入ると眠気がなくなり、心身の疲れを癒すことができます。
夜、家で勉強していて眠たくなったら入浴するともうひと頑張り出来ます。
⑰目薬
目薬も眠気を飛ばせる便利アイテムです。
家、学校など場所を問わず使うことができるので1つは買っておいてもいいでしょう。
ただし使いすぎて、目に異常が起きると怖いので、多用はしないようにしましょう。
まとめ
さて今回は「勉強中の眠気を吹き飛ばす効果的な対策【17選】」をお伝えしました。
最初にも伝えましたが、まずは根本的な原因である「寝不足」を改善してください。
中学、高校になってくると忙しくて睡眠時間が短くなってしまいます。
いざ勉強をしようと思ったのに眠気に襲われるのはもったいないです。だからまずは睡眠時間の確保から始めてください。
それでも眠たくなってしまうときは今回紹介した方法を試してみてください。全員に必ず効果があるとは限らないのであなたに合うものを選べるといいでしょう。
今回はここまでです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。