本記事ではこのように考えている人に向けて「真面目な人ほど成績が伸びない」という衝撃的な内容をお伝えします。
実は僕自身、自分で言うのもなんですが、かなり真面目な生徒でした。
予習も課題もちゃんとやるし、授業中も眠ったことはないです。
それなのになぜか成績が伸びなかったんです。
模試を受けてもいつもE判定で、「自分頑張ってるのになんで…」と落ち込んでました。
あなたも同じような経験があるかもしれません。
実はこれには1つの理由があるんです。
このまま「いつか花開く!と信じて続けても意味がないし、残念ながら受験で良い結果を修めることができません。
頑張っても報われないのはもったいないです。
損をしないために、本記事を読んであなた自身を変えていきましょう。
そうすれば、今までよりも少ない勉強時間でも成績を上げられるようになります。
ゆくゆくは志望校に合格することも可能です。
僕は今回紹介することを実践したおかげで名古屋大学の現役合格することができました。
それではいきましょう。
本記事でわかること
- 真面目な生徒ほど成績が伸びない理由
- 効率的に成績を伸ばす方法
真面目は誰のため?
真面目な生徒ほど成績が伸びないのはなぜか、それは目的が変わってしまうからです。
例えば、古典の予習をしてこいと言われたら。
真面目な生徒は必ず次の授業までに間に合わせるでしょう。
これは素晴らしいことです。
でも、こんなことを考えながら予習をしていませんか?
「先生に怒られないために、予習をしっかりしないと」
「授業で当たられた時に恥ずかしい思いをしないように、予習をしっかりしないと」
他にも授業中だったら。
「あとからチェックされても大丈夫なように板書を綺麗にノートに写そう」
「先生によく見られるために、相槌を打って話を聞こう」
本来は「成績を上げるため」「知識を増やすため」というのが目的になるべきなのですが、その目的が変わってしまうんです。
その真面目さは誰のためなのか考えてみましょう。
どうして真面目な生徒は目的が変わってしまう?
どうして真面目な生徒は「成績を上げるため」という本来の目的から変わってしまうのか?
これは心配性であることが大きな理由です。
- 怒られたくない
- ミスをしたくない
- 恥ずかしい思いをしたくない
- 評定を下げたくない
こういった心配があるため、それを予防するために他の人以上に時間をかけたり頭を使わないといけなくなるのです。
例えば旅行に行く時。
「あれが必要かも…」「もしかしてに備えて…」と考え、最低限必要な荷物よりも多くなってしまったことはありませんか?
これもまさに心配性がゆえに、普通の人では考えない範囲のことまで考えたり、時間をかけたりしてしまっているという例です。
心配性であることは決して悪いとは限りませんが、本来の目的達成への意識が薄まるようではいけません。
本来の目的を見失わない!
真面目にノートを取らない、予習も適当なのに成績があなたよりも上の生徒はいませんか?
こういう生徒は、本来の目的である「成績を上げるために」から反れません。
だから、真面目な生徒よりも勉強した分がで自分の学力に直結するんです。
図で表すとこんな感じ。
真面目な生徒は範囲を広げてしまっている分、成績に繋がらない無駄な要素が多く、非効率な勉強をしてしまっているということです。
だから、本来の目的を見失わないことが最大のポイントです。
これは別に、手を抜くことが正義だというわけではないです。
ただ、もしかしたら余計なことに力を使っている可能性があるから、そこはサボってもいい、むしろサボった方がいいということです。
自分の勉強法は何のためにしてる?
ここまで真面目な生徒ほど勉強できない→理由は目的が変わってしまうからということを解説しました。
だから、常に結果に繋がる勉強をしてほしいということなのですが、どうすればいいのか、最後に紹介します。
それが、あなたの普段している勉強法の目的を明確にすることです。
予習、復習、課題、授業などであなたがどんな勉強法をしているか思い出してみてください。
そして、その勉強法の目的は何かを明らかにしてください。
これをするとあなたの勉強法や取り組み方に問題があることが分かります。
例えば、「綺麗なノートを書いている」という人の場合。
どうして綺麗なノートを書いているのかという目的を考えてみると、「見た目がいい方がいいから」「SNSに載せたいから」など、本来の目的からずれていることが分かるはずです。
これをして最後に、「どうやって勉強すればいいのか」を決めることができたらOKです。
ここまでやると余計な部分がそぎ落とされて、本来必要な部分のみが残ります。
目的を見失わない勉強法へ
- 綺麗なノートを書く→読めればOK
- 予習は怒られないように→予習は覚えれるように
- 課題は間に合うように→自分の出来ないことを明らかにするため
このように変わってきます。
方法的なことも考え方的なこともありますが、どちらも大事です。
まとめ:真面目はやめよう!
さて、今回は真面目な生徒ほど勉強ができないというテーマでした。
真面目というのは1つの武器ですが、時と場合によっては欠点になってしまいます。
勉強の時は欠点になる可能性が高いです。
だから、結果に繋がらない真面目さは不必要なのでやめましょう。
予習や課題をサボればいいというわけではないです。
「この勉強法は自分の成績を上げるためにやっているのか?」という問いかけを常にしてみてください。