本記事ではこのように考えている人に向けて、おすすめの予備校と予備校の必要性について解説していきます。
これから浪人生として1年間受験勉強を頑張ろうと考えている人にとって、予備校をどこにするのか、そもそも予備校は必要なのかということは最初に考えることでしょう。
最初にお伝えてしておきますが、予備校はどこでもいいわけではありません。
目的や実力、現状によってあなたに合った予備校と言うのは変わってきます。
1年間頑張るというのに、予備校選びを雑にやってしまうのは危険です。
1年後に最高の自分に成長できるように慎重に選んでいきましょう。
本記事を最後まで読んでいただければ、あなたに合った予備校を見つけられるはずです。
それではさっそくいきましょう。
この記事で分かること
- 予備校のメリット・デメリット
- 予備校に行く必要性はあるのか
- おすすめの予備校3選
- 宅浪するなら必須のサービス
予備校のメリット
ほとんどの浪人生は、駿台、河合、東進と言った予備校に通いますが、まずは予備校に通うメリットから解説します。
メリットがこちら。
予備校に通うメリット
- 受験の情報が手に入る
- 周りにも受験勉強を頑張る人がいる
- 分からないことがあったら聞ける
- 生活のリズムができる
- カリキュラムが組まれている
こういったものがあります。
まとめると、勉強をできる環境が整っていることが最大のメリットと言えます。
小中高とどうして勉強を頑張ってこれたのか?
それは同級生がいて、先生がいて、授業があって、その生活が習慣化されていたからです。
めんどくさいなと思っても続けてこれたのは勉強できる環境が整っていたからに他なりません。
逆に小中高の12年間学校に通わずに自分一人で勉強しなさいって言われたらできたでしょうか?
きっとほとんどの人がサボったり途中で諦めたりしてしまうでしょう。
もちろんこれは浪人生でも一緒で、これまでずっと勉強のできる環境があったのに、いきなり無くなってしまったら不安になるし、上手くできません。
だから、多くの浪人生が予備校に通うのが一般的になっています。
予備校のデメリット
続いて予備校のデメリットについて。
予備校に通うデメリット
- とにかくお金がかかる
- 時間に縛られる
デメリットは主にこの2つ。
特に大きいのが1つ目のお金がかかること。
どの予備校に通うにしても1年間で授業料が約100万円はかかります。
加えて寮に入る、通学の距離があるとなったらさらに別のお金はかかります。
1年と100万円で優秀な大学や学部に合格できるなら安いと考える人もいるかもしれませんが、結果が100%保証されているわけではないです。
それに単純に100万円は高額です。
時間に縛られるというのはデメリットでもあるし、メリットと言うとらえ方も出来ます。
時間とやることが決まったいた方がいちいち悩まなくて済みますからね。
ぶっちゃけ浪人生は予備校に通う必要ある?
僕の結論は「通う必要がある」です。
なぜなら1人で勉強するのはリスクが高いからです。
1人で勉強、いわゆる宅浪だったら移動の必要もないし、お金もかからないので良いところはあります。
しかし、1年間自分一人で計画を立て、自分の現状を把握し、勉強を毎日こなし、模試を受けて分析し、「合格できるかな…」と不安と立ち向かい続けるのは大変です。
最初はいいかもしれませんが、徐々にモチベーションも下がっていくでしょう。
だから、実績のある信用できる予備校に通い、勉強で困った時に頼れる場所や人を作っておくことは大事です。
本気で合格したい浪人生は予備校に通うことをおすすめします。
予備校の正しい選び方
では次に予備校の選び方を解説します。
もちろんこうじゃないと絶対にいけないわけではないです。
1つの基準だと考えてください。
予備校の選び方
- 授業形式
- コースやカリキュラム
- 距離
- 合格実績
- 自分で足を運ぶ
順番に解説していきます。
予備校の選び方✓授業形式
授業形式は予備校を選ぶ上で大事なポイントです。
主に授業形式は「個別」「集団」「映像」の3種類があります。
武田塾など塾の場合は個別指導の授業形式をとっていることが多いです。
駿台や河合塾などの大手予備校は集団授業の授業形式です。
東進衛星予備校は映像による授業で学習することになります。
どれがいいとかは言えませんが、授業形式の違いは講師との距離の違いと言えます。
個別指導なら分からないことがあったら、すぐに聞くことができます。
しかし、映像授業の場合だと、わからないことがあったらすぐに質問することはできず、自分で考えないといけません。
予備校の選び方✓コースやカリキュラム
予備校を選ぶ時の2つ目のポイントが、コースやカリキュラムです。
あなたの目的に合ったコースやカリキュラムがあるのか案内などを見て調べてみましょう。
また最近ではatama+などオンライン教材の使用を積極的に行っている予備校もあります。
人にはできない効率的な学習を進められる工夫もされているので、そういった部分も踏まえて吟味しましょう。
自分に合っていないコースやカリキュラムで勉強しても、やる気が出ないし、成績も上がらないのでしっかりチェックしてください。
予備校の選び方✓距離
予備校を選ぶ時の3つ目のポイントが距離です。
寮に入る場合はそこまで関係ないですが、家から通うことになった場合。
通塾にあまりにも時間がかかるのはよくありません。
ストレスが溜まるほどでは、勉強に集中できませんからね。
だから、通うならできれば近くにある予備校がおすすめです。
予備校の選び方✓合格実績
予備校を選ぶ時の4つ目のポイントが、合格実績です。
東大合格者数、京大合格者数は目指していないのであれば関係ないです。
それよりもあなたの志望校の合格実績を確認してください。
合格者がいるのであれば、その予備校に通えば間違いなく力を付けられます。
もちろん実績が全てではないです。
しかし、実績がほとんどないのに通うのはリスクが高いです。
有名な予備校ならよっぽど大丈夫ですが、地方の予備校に通おうか悩んでいる人は要チェックです。
予備校の選び方✓自分で足を運ぶ
予備校を選ぶ時の5つ目のポイントが、自分で足を運ぶことです。
ネットの情報や予備校のサイトだけを見て決めるのは危険なのでやめましょう。
実際に足を運んでみるのがおすすめです。
そうすることで通塾のイメージや施設の雰囲気や教室など、多くの情報を得られます。
あとで損しないように、事前にチェックしておきましょう。
以上5つが予備校を選び方です。
様々なポイントに注目することであなたに最も適した予備校を見つけることができます。
これをサボると後悔します。
予備校選びから受験の戦いは始まっています。
自分事だと理解してサボらずに、合った予備校を選びましょう。
おすすめの予備校
続いておすすめの予備校を3つ紹介します。
浪人生におすすめの予備校|①駿台
駿台について | |
おすすめ度 | |
授業形態 | 集団授業 |
入学金 | 10万円 (説明会参加で5万円免除) |
年間授業料 | 76万~94万円 |
特徴 | 志望大学に合わせたコース 50分授業 ICT教材の利用 |
入学説明会 | あり |
駿台は東大京大の合格実績ナンバーワンの予備校です。
そのため難関校を目指す浪人生向けだと思われているかもしれませんが、そんなことはありません。
コースは、EXコース、スーパーコース、プレミアムサポートコースの3コースがあり、プレミアムサポートコースは、基礎から学び直したい浪人生向けです。
だから幅広い浪人生を受け入れてくれます。
特徴はいくつかありますが、クラスがあることが大きいです。
高校と同じようにクラスがあるので、駿台をこれまでの学校と同じような感覚で通うことができます。
その他にも、座席指定制、50分授業、ICT教材の利用など多くの特徴があります。
気になる人は、駿台のHPを参考にしてください。
お知らせ
駿台への入学を検討している人へ。
入学前に必ずやっておくべきたった1つのことをこちらの記事にまとめました。
ぜひ参考にしてください。
受験において環境選びは最重要ポイントです。
受験で良い結果を残すために自分に合った環境を選びましょう。
浪人生におすすめの予備校|②河合塾
河合塾について | |
おすすめ度 | |
授業形態 | 集団授業 |
入学金 | 7万円 |
年間授業料 | 70万~120万円 |
特徴 | 自分専用カリキュラム 良質な教材・テキスト 河合塾Oneで基礎固め |
体験授業 | あり |
河合塾はカリキュラムの柔軟さと教材が特徴の予備校です。
豊富なラインナップからあなたの志望・レベルに合ったコースを選択できます。
さらにこれまでの知識とデータを結集して作成された教材もあるので、何を勉強すればいいか悩むことがありません。
基礎固めには河合塾OneというAI学習ツールがあるので、苦手科目があったら自分のペースで勉強できます。
浪人生におすすめの予備校|③東進衛星予備校
東進衛星予備校について | |
おすすめ度 | |
授業形態 | 映像授業 |
入学金 | 3万円 |
年間授業料 | 70万~75万円 |
特徴 | 全国トップクラスの講師陣 |
体験授業 | なし(資料請求可) |
東進衛星予備校はその名前の通り、映像授業を視聴して、自分で学習を進める形の予備校です。
そのため自分で勉強する習慣ができていないと、少しつらいかもしれません。
しかし、授業をしてくれるのは全国トップクラスの講師陣なので、非常にわかりやすいです。
東進のCMを見たことがある人もきっとたくさんいますよね。
以上がおすすめの予備校です。
僕の中では、「第一に駿台」「近くに予備校がないなら東進衛星」「マンツーマンのサポートが欲しいなら河合塾」といった感じです。
1番はあなたの目で見て確認することです。興味がある予備校に関しては、HPを見たり説明会に参加したりしてください。
3つの予備校の比較
紹介した3つの予備校の比較表がこちらです。
選ぶ際の参考にしてください。
駿台 | 河合塾 | 東進衛星予備校 | |
おすすめ度 | |||
授業形態 | 集団授業 | 集団授業 | 映像授業 |
入学金 | 10万円 (説明会参加で5万円免除) |
7万円 | 3万円 |
年間授業料 | 76~94万円 | 70~120万円 | 70~75万円 |
特徴 | 志望大学に合わせたコース 50分授業 ICT教材の利用 |
自分専用カリキュラム 良質な教材・テキスト 河合塾Oneで基礎固め |
全国トップクラスの講師陣 |
その他 | 入学説明会あり | 体験授業あり | 資料請求可 |
※授業料に関してはあくまでも目安です。
取る講座数や地域などで上下するのでご注意ください。
おまけ:宅浪がいいならスタディサプリ
「どうしても宅浪がいい」「お金とかの問題で予備校は厳しい」そういう人もいるでしょう。
宅浪を考えている人には、スタディサプリがおすすめです。
スタディサプリは月額約2,000円で映像授業が見放題のオンラインサービスです。
自分の苦手な分野、伸ばしたい分野に焦点を絞って学習できます。
1人なのでモチベーションに左右される危険性がありますが、マンツーマンで指導を受けられるプランもあるので、安心してください。
14日間の無料体験もあるので、すぐに試してみてください。
→【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服
まとめ
さて今回は、浪人生におすすめの予備校を紹介しました。
最初もお伝えしたように予備校選びはやる気や成績、受験の結果に直結する重要事項です。
選ぶところから受験は始まっています。
人は環境に大きく左右される人間なので、自分が1年間目標に向かって頑張れる予備校を選ぶようにしてください。
また気になった予備校があれば、HPを見たり、実際に説明会に参加するとイメージができます。