本記事はこのように考えている社会人に向けて、『英語が上達しない人の特徴・共通点10選』をまとめました。
英語って難しいですよね。勉強しても話せるようにならないし、何を言っているのか分からないこともあると思います。
その時に、「自分は才能ない…」「やっても意味ない」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。
しかし、それはあなたの頭が悪いのではなく、英語に対する考え方や取り組み方が少し違っているだけです。
本記事で当てはまるものがあったら、なるべく早く修正しましょう。
実は考え方や取り組み方を変えることができたら、簡単に英語が上達します。
僕自身、小学生~大学生まで英語を勉強してきたのに全く英語ができませんでした。
それは、本記事で紹介する「英語が上達しない特徴」に自分が当てはまっていたからです。
それに気づき、英語の取り組み方を変えたら1ヶ月でTOEICで780点のレベルまで英語力がつきました。
英語が思ったように上達していない人には参考になるはずです。
この記事で分かること
- 英語が上達しない人の特徴10選
- 英語ができるようにするための解決策
英語が上達しない人の特徴・共通点10選
では、本題に入っていきます。
英語は言葉なので、勉強すれば誰にでもできるようになるはずです。
上達しない人は、どこかにほんの少しの間違いや勘違いがあるだけなので、まずはそれを突き止めましょう。
英語が上達しない人の特徴・共通点がこちらです。
英語が上達しない人の特徴・共通点
- 目標が不明確
- 完璧主義
- 英語ができるまでに必要なことを理解していない
- 勉強法が間違っている
- 継続力がない
- 時間が不十分
- 自信がない
- 日本語に翻訳する癖が抜けない
- プレッシャーが少ない
- 英語がつまらない
順番に解説していきますね。
英語が上達しない人の特徴:①目標が不明確
1つ目が「目標が不明確」ということです。
あなたはどうして英語を勉強しているのか、上達してどうしたいかという目標は持ってますか?
英語に限らず、人は目標がなかったら頑張れません。
改めて、あなたが英語を勉強してどうなりたいのかという目標を明確にしてください。
ただし、ここでポイントがあります。
それが、目標は目に浮かぶレベルで具体的にするということです。
例えば、
- 仕事で使えるようにする
- TOEICでいい点を取る
- 海外に住む
などの目標だと曖昧すぎるということです。
どれだけの語彙力が必要か、何点取りたいのか、いつまでに達成するのかといった細かい部分まで決めてください。
目標が具体的であればあるほど、それがあなたの原動力となります。
英語が上達しない人の特徴:②完璧主義
2つ目が「完璧主義」だということです。
これは失敗するのがイヤだ、恥ずかしいと言い換えられます。日本人には多いですね。
完璧主義が必ずしも悪いというわけではありません。
99点よりも100点の方がいいというのは僕もよく分かります。
ですが、完璧主義を続けていると、英語の上達スピードが圧倒的に下がってしまいます。
なぜなら、完璧主義だと挑戦回数が減ってしまうからです。
例えば、海外の人と話す時、完璧主義の人の場合、「文法が合ってるかな…単語なんだっけ…発音間違ってないかな」と考えすぎてしまい、黙ってしまったり、ほぼ話さなかったりします。
間違えるのは恥ずかしいかもしれませんが、使ってみないと通じるかどうかわからないし、いつまでも「勉強」の枠から出ることができません。
勉強したことを使って初めて、「使える英語」になっていきます。
間違えても問題ないし、そういう体験は印象に残り、英語習得のスピードを格段に上げてくれます。
「勉強中なんだから間違えて当然!」という気持ちでいられるといいですね。
僕は中学生の時に初めて、アメリカに行きました。
そのときは英語をほとんど知りませんでしたが、とにかくたくさん英語でやりとりしました。
単語も文法もめちゃくちゃでしたが、ホストファミリーがなんとか聞き取ってくれたおかげで会話ができました。
この経験を通して、「失敗は恐れなくてもいい」と学べました。
英語が上達しない人の特徴:③英語ができるまでに必要なことを理解していない
3つ目が、「英語ができるようになるまでに必要なことを理解してしない」ことです。
あなたは何ができれば英語ができるようになるのか、イメージできていますか?
目標によっても違いますが、主に「単語」「文法」は必要不可欠です。
ただ、それだけではないです。
加えて、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4つができないといけません。
例えば、単語帳で単語と意味を覚えたとしても、実際の英語の発音を知らなければ、聞くこともできないし、話すこともできないので、「勉強したのに英語ができない!」ということが起きます。
今、あなたは何ができて何ができていませんか?
それをはっきりすることでこれから何をしていけばいいのか、わかるようになるはずです。
英語が上達しない人の特徴:④勉強法が間違っている
4つ目が「勉強法が間違っている」ということです。
学生の頃もですが、勉強法って先生から教えてもらえませんよね。
だから、自分に合うと思われる勉強法で頑張ってきた人がほとんどです。
そして大人になっても変わらず、学生時代にやっていた勉強法で今も英語をしている場合が多いでしょう。
しかし、その勉強法が非効率で間違っている可能性はとても高いです。
なぜなら自分で生み出したものだから。
例えばこれらの勉強法は間違っています。
- 黙って勉強する
- 書いて覚える
- 長時間勉強する
学生の時はこの勉強法でよかったかもしれませんが、今回は英語を使いこなすことが目標になります。
となると、それに合わせた勉強法をしていかないと「やったのにできない」という、1番苦しい状態になってしまいます。
今すぐにでもできる正しい勉強法は、こちらです。
- アウトプットをたくさんする
- 日常で使ってみる
- ぶつぶつ独り言を言う
英語が上達するにはこういった勉強法がいいです。
英語は言葉なので、1回でも多く使った方が確実に覚えていけます。
だから、「勉強=机でノートを取りながら」ととらわれず、なるべく使っていきましょう。
英語が上達しない人の特徴:⑤継続力がない
5つ目が「継続力がない」です。
英語に限らず、継続力が無ければ何もできるようになりません。
スポーツでも、1日で思ったようにできるわけではないですよね。
何回も同じことを繰り返していくことで徐々に精度が上がっていくのです。
英語も同じように、ある日急に話せるようになるのではなく、地道な努力によって磨かれて、やがて使いこなせるようになるのです。
「飽き性だから」という理由もありますが、大人の場合は仕事もあります。
仕事があると勉強する時間や体力は限られるので、その分、勉強を続けることが困難になります。
過去に英語の挑戦して諦めた人は、「めんどくさい」「疲れている」「忙しい」が理由になっていることが多いです。
それを乗り越えなければ、英語は続けられないし、上達もできません。
大人が英語を継続する方法はいくつかあります。
- すきま時間時間を使う
- スマホを使って勉強する
あなたの生活や仕事の状況に合わせて、継続しやすい方法を探しましょう。
英語が上達しない人の特徴:⑥時間が不十分
6つ目が「時間が不十分」だということです。
社会人が英語を習得するには1000時間が必要だと言われています。
これは1日3時間勉強するとしても、約1年かかるくらいの長さです。
1日3時間も英語の勉強をするのは現実的ではないので、英語習得にはもっと長い年月が必要となるわけです。
それだけの時間をかけて、ようやくできるようになるので、1ヶ月頑張ったとしても思ったような大きな変化は見られません。
だから、まだ英語ができるようにならないのは、単純に勉強時間が十分ではないだけの可能性があります。
まずは、大人になって英語の勉強にどれだけの時間を費やしたか、思い出してみてください。
始めたばかりなら一旦様子見、何年も続けているなら勉強法の見直しをしてみるといいでしょう。
もちろん、1000時間はあくまでも目安で、質が悪い学習をしていると、1000時間以上かけても英語は使えるようにならないので要注意です。
英語が上達しない人の特徴:⑦自信がない
7つ目が「自信がない」です。
自信がないと何がいけないのか、それは言語習得に最も必要なアウトプットが不足することです。
英語は話してなんぼです。
話せば話した分だけ成長出来ます。
だけど、自信がない人だと「間違えたらイヤだ」「周りに笑われるのが恥ずかしい」と考えて、アウトプットが少なくなってしまうのです。
これは長年培われた性格的な問題なので解決が難しいですが、言語は使わないと上達しません。
自信は後からつくものなので、自信がないから話さない、使わないのではなく、自信がないけどこれから自信をつけるためにたくさん使う、と発想を転換できるといいです。
僕も恥ずかしがり屋で、自信もないのですが、それでもなるべくアウトプットするようになったら、少しずつ英語が使えるようになっていきました。
使うことで、その時のエピソードも手に入るので、普通に勉強するよりもよっぽど早く英語を習得できるようになります。
英語が上達しない人の特徴:⑧日本語に翻訳する癖が抜けない
8つ目が「日本語に翻訳する癖が抜けない」ことです。
これは単語や文法がある程度できた時に訪れる壁です。
僕たちが日本語で会話をしたり、文章を読んだりする時は、日本語のまま受け取りますよね。そして、日本語のまま返します。
つまり「日本語⇔日本語」のやりとりのみです。
しかし、英語の場合だと少し違ってきます。
まだ英語を習得し切れていない場合だと、相手の英語を一度日本語に翻訳し、自分の伝えたいことを日本語で考え、それを英語に変換しています。
つまり、「英語→日本語→日本語→英語」ということです。
例を紹介すると、「Do you like apples?」と聞かれたら「リンゴは好きですか?」に脳内で翻訳し、「はい」と日本語で考え「Yes,I do.」に変換しているということです。
このレベルだと違うかもしれませんが、もっと難しい内容になると、これだけのことをしていると脳が疲れるし、テンポも悪くなってしまいます。
理想は、「英語⇔英語」でやりとりができるようになることなので、少しずつ日本語を挟まない特訓をしていくといいです。
おすすめの方法としては、「日常的に脳内で英語で考える」があります。
どういうことかと言うと、例えば「あーめっちゃお腹すいたー」と日本語で考えずに、「I’m very hungry!」と脳内で考えるということです。
ずっとやるとしんどいので、暇なときに英語で考えるようにしてみてください。
日常的に英語を使っていくと、英語を英語として受け取れる量が増えていきます。
英語が上達しない人の特徴:⑨プレッシャーが少ない
9つ目が「プレッシャーが少ない」ことです。
人は期限を決めなかったり、目標を設定しなかったり、ペナルティなしだったりすると、プレッシャーを全く感じないため行動を起こさなくなります。
例えば、夏休みの宿題。
夏休みの宿題は夏休み中に終わらせないといけないですよね。
しかも、終わらせないと先生に怒られたり、居残りさせられたり、成績が下がるなどのペナルティもありました。
では、もし仮にやらなくてもいい宿題、やらなくても怒られない宿題だったら、あなたはやろうと思いますか?
ほとんどの人がめんどくさいしプレッシャーを感じないため、やろうとしないはずです。
これは当然、英語の勉強にも当てはまります。
期限を決めなかったり、目標の点数を決めなかったりすると、だらだら勉強をしてしまうため、上達のスピードが下がります。
アメリカ人の恋人ができて、その人と会話を楽しみたいと思ったら、自然と「話せるようにならないと!」という気持ちが湧いて、英語の勉強を頑張りますよね。
極端な話かもしれませんが、このようにあなたが勉強を頑張ろうと思えるようにプレッシャーを与えることはしましょう。
英語が上達しない人の特徴:⑩英語がつまらない
10個目が「英語がつまらない」ということです。
つまらないことは続けても上達しません。
だから、英語を勉強を楽しいと思えるように工夫をすることが大事です。
単語の暗記や文法を覚えるというのは正直退屈ですよね。
そういう勉強ばかりしていると英語もできるようにはなりません。
普段から英語の勉強がつまらなくて、やりたくないと感じている人は、洋画を見たり、洋楽を聞いたりしてみるといいです。
面白いと思う部分は人それぞれ違うので、あなたが英語を楽しいと感じられるように工夫してみてください。
僕は英語を勉強していても楽しくなかったので、楽しくできるように自分で工夫しました。
海外ドラマを見て、登場人物の台詞の真似をすると結構楽しめたのでおすすめですよ。
正直、一人で英語をマスターするのは難しいです
さてここまで、英語が上達しない人の特徴・共通点を解説しました。
当てはまるものがある人は、解決して、英語をできるようにしていきましょう。
方法は2つあります。
英語をできるようにするには
- 自力で頑張る
- プロに頼る
おすすめは、プロに頼ることです。
確かに自力で解決することもできなくはないです。
ですが、自力だとサボってしまう可能性が高くなるし、客観視が難しいため自分に何が足りないのか見つけることもできません。
また英語は言葉なので、使えば使っただけ習得できるようになりますが、自分一人だとやはり限界があります。
それに英語の学習以外も自分でやらないといけなくなります。
参考書はどれがいいのか、正しい発音は、聞き取れるようになるには…
こういったことを全て1人でやるのは厳しいです。時間をかけても上達しないことも考えられます。
それなら、プロに任せて英語だけに集中できるようにするのがいいです。
お金はかかりますが、その分本気で学ぼうという気にもなりますし、英語を使う回数も増えるので、効率的に上達することができます。
分からない時にすぐに聞けるというのは、本当に心強いですからね。
今ならオンラインでも、オフラインでも質の高い英会話スクールがあるので、試してみるといいですよ。
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ここで注意があります。
それは興味があるのに「後からでいいや…」という人。
人は後回しにしたら忘れてやらないことが多いです。
だから、気持ちが乗っているうちにちゃちゃっと登録しちゃいましょう。
まとめ:英語ができないのには原因がある!
さて、今回は「英語が上達しない人の特徴・共通点10選」を紹介しました。
英語ができないのは、頭がいい、悪いではなく他の原因があります。
だから、「英語自分には無理!」と考えず、本記事で紹介した項目で、あなたができていないことを解決していきましょう。
僕も大学受験の時に、必死に勉強したのに、大人になったら全く役に立たなくて絶望しました。
勉強用の英語と使える英語は別物です。
あなたの目標を達成するために、もう一度気合いを入れて勉強に向き合ってみてください!