このように考えている人の悩みを解決するための記事になります。
僕自身この「受験勉強をする意味」についてずっと考えていました。
将来役に立つとも思えない単語や公式を覚えても何の意味もないと。
だけど受験勉強をすることには大きな意味があると気づきました。それに気づいてから勉強が捗るようになりました。
やはり「やる意味」「する意味」を知っておくことはとても重要です。
今回はそれを伝えられたらと考えています。
この記事で分かること
- 受験勉強をする本当の意味について
- 受験勉強を頑張る価値について
さっそく行きましょう。
すぐに確認したい方は動画をご覧ください。分かりやすくまとめられてます。
将来の選択肢を増やすため
受験勉強をする最も大きな意味、『それが選択肢を増やすため』です。
ありきたりですがやはりこれが1番です。
「偏差値が低い大学よりもできれば少しでも高い大学に行きたい!」これは多くの人が持っているでしょう。
だけどそんな漠然としたものでは受験勉強をやる気になんてならないですよね。
受験勉強で成功した先にどんな未来が待っているのか説明します。
受験後の流れ
受験に成功した人と失敗した人の大体の流れを説明します。
受験に成功した人の流れ
受験に失敗した人の流れ
- 受験に失敗する
- 自分に自信を無くす
- 望んでいなかった大学へ入学
- 少し質の落ちた教育を受けることになる
- 学歴は武器に出来ない
- 就活で苦労する
- 行きたくない企業へ行くことに
このようになります。
少しきつい言葉を使ってすみません。
それでも受験の成功や失敗をきっかけにこういう未来になることは現実であり得ることなのです。
もちろん、学歴が全てでもないですし、就職が全てでもありません。
ですが世の中の人は最初に学歴、就職を見て人を判断することが多いです。
その現実を知っておくことはとても大事になります。
実際に僕の大学の友人たちは一流企業と言われるところから内定を頂いていました。
(僕自身は特殊で就職をせずフリーランスとして活動しています。)
この流れや世間からの評価として、受験を頑張り成功した方が将来の選択肢の幅が広がります。
これだけでも十分受験勉強を頑張る理由になるのではないでしょうか。
『受験』はそういうルール
「受験はそういうルールだから仕方ないよ」
こんなことを言われたら「そりゃそうだけど…」と言いたくなる気持ちは分かります。
ですがこのことについてもう少し考えてみましょう。
大学受験と言うのは1つの競技だと思ってください。野球、サッカー、バスケと同じです。
これらの競技には細かいルールがあり、守らないといけません。
例えば、サッカーをしている人が急にボールを手で持って走ったとします。
あなたは「だめだよ」と注意するでしょう。
そしたらその人が「なんでボール持っちゃいけないの!?」って言ってきたらなんと返しますか?
「そういうルールだから!」としか言えないですよね。受験も同様です。
受験のルール
- 学力で勝負する
- 教科は国社数理英
- 日時はこの日
- 時間は〇〇分
- 合格の定員人数は〇〇人
このように決められたルールがあります。
だから受験という競技に参加している以上、あなたが従わない理由はありません。
これは受験勉強をする意味とは違うかもしれませんが改めてお伝えしました。
それに加えてもう1つ伝えたいことがあります。
受験はあなたが選んだ勝負の場
実は「受験で戦うことを選んだのはあなた」なんです。
わけが分からないかもしれませんので詳しく説明していきます。
世の中にはあなたと同級生なのに受験勉強をしていない(そこまで力を入れていない)人がいますがどんな人かわかりますか?
それは「何かに秀でた人」です。
分かりやすいのがスポーツや芸術です。
プロ野球選手になりたくて甲子園を目指して努力してその夢に届きそうな子はおそらく受験勉強をしていません。
音楽や絵画など芸術の才能があってそれが認められている人はおそらく受験勉強をしていないです。
なぜなら彼らは受験以外の別の競技を選んでそこで勝負しているからです。
その道が楽なわけではありませんが、そこで戦うと彼らは選んだのです。
そしてその人たちと同じように今受験勉強をしないといけない状況になっている人は、「受験」で勝負すると選んだ人になるのです。
「選んだ覚えなんかないけど!!」と言いたいと思います。僕もそうでした。
では自分の小さかった時のことを思い出してみてください。
どんな夢や目標がありましたか?プロスポーツ選手、歌手、芸能人…大きな夢を持っていませんでしか?
きっと今日までの間にあなたがその道を目指すチャンスはたくさん転がっていたはずです。
しかし才能か、時間か、お金か、忘れたか…いつかそのチャンスを捨ててきているのです。
そういった数多くの何かになれるチャンスを捨てて今、あなたに残された勝負の場が”受験”ということです。
「自分自身で選んだつもりはない!」
たしかにそうですが、消去法だとしても受験と言う競技を選び、そして挑戦していることに変わりはありません。
逆に考えてみてください。今、受験以外のことで頑張っていることで活躍できることって何かありますか?
残念ながら僕にはありませんでした。だから「受験頑張るしかないか」と考えられるようになりました。
ですが悲観する必要は全くありません。ここで頑張ればいいだけの話です。
少し「頑張ろう」という気持ちが湧いてくれたら嬉しいです。
受験は大チャンスだらけ
ここまでで受験勉強をする意味はわかっていただけたと思います。
最後に受験は大チャンスだということをあなたにお伝えします。
先に述べた、学歴が得られる、就活に有利以外にもまだまだいいところがたくさんありますので紹介させていただきます。
あなたの背中をもう一押しするためにそう言える理由を順番に紹介していきます。
頭の使い方を学べる
大学に行って分かりましたが、大学受験のために勉強したことはほとんど役に立ちませんでした。
だから、この受験勉強と言うのは直接将来に役に立つわけではなく、間接的に役に立つようになっています。
例えば、単語の覚え方から暗記法、数学の問題を解く時の筋道の立て方、文章を読むときの読解力、覚えやすいメモの取り方…
こういう風に国社数理英という教科を通して頭の使い方を身につけているのです。
これをマスターしておけば、あなたが本当に勉強したい分野をいざ勉強しようと思ったときに必ず役に立ちます。
今はその時にあなたの頭が最高の状態で働くようにするための準備の時期だと考えてほしいです。
精神的に成長する
あなたの心は受験を通してパワーアップします。成長するのは頭だけではありません。
受験勉強は長期レースであり、日々色々なことを考えると思います。
焦ったり、心配になったり、イライラしたりてして自分が自分じゃない感覚になることもあるでしょう。
こういうプレッシャーのかかった状態で、あなた自身をコントロールして結果を出せるように努力するというのは、あなたを大きく成長させてくれます。
孤独感、不安、焦り、憂鬱…今まで感じたことのない自分の弱さが出てきてしまうこともきっとありますが受験というはそれに挑み、乗り越え、克服するチャンスなのです。
そしてもしそれを乗り越え、あなたの望んだ結果を出せた時は自信や達成感を感じられ、これからの人生で自分を支えてくれる財産になります。
受験によって心の成長ができるのです。
挫折する人が多い
受験勉強はやりたくてやっている人よりとりあえずやっている、やらされているという人が多いです。
つまり、熱量もなく挫折する人がたくさんいる競技なのです。
それに参加している人数は多く点数も1000点以上あるため幅広いです。
だから少しの頑張りであなたは大きく変われます。
毎年センター試験(共通テスト)には50万人ほどが受験しします。1点で順位が何千位も変わることもあります。
たった1点でも頑張って取れたらこの差がとても大きいなものになります。
1点で人生が変わりうると考えて踏ん張ってみてほしいです。
挽回しやすい
世の中にはたった数秒のレースのために人生をかけている人もいます。
それに比べて受験勉強は、挽回できるチャンスが何度もあります。
今日からでも変われますし、本番でも同様です。
1科目ではなく何科目もあり共通テストは丸2日間をかけて行います。
それに加えて二次試験もあります。
たとえ1日目で失敗しても2日目で、苦手科目で躓いても得意科目で挽回できます。
これほど挽回できる競技って珍しいです。
一度や二度の失敗で終わらないというのが受験のチャンスと言える理由です。
まとめ~頑張りたいあなたへ~
色々伝えさせていただいたので最後にまとめます。
受験勉強を頑張る意味
- 将来の選択肢を増やすため
- 受験はそういうルールだから
- あなたが自ら選んだ勝負の場だから
受験は大チャンス
- 学歴が手に入る
- 就活で有利になる
- 頭の使い方を学べる
- 精神的に成長できる
- 挫折する人が多い
- 挽回しやすい
受験勉強をする意味、頑張る価値、少しは伝わったでしょうか?
正直いうと受験勉強では将来役に立たない分野も多く学ばないといけません。
もしかしたらもっと勉強したいことがあるかもしれません。
それは受験が終われば好きなだけやれます。
しかし、受験は何度もやれることではありません。
受験を勝負の場だと考えて、1点でも多く取ろうとする、この努力は必ず将来役に立ちます。
今日1日だけでも勉強に対して本気になってみてください。
あなたの変化、成長を祈ってます。