効率的な勉強法

【勉強効率アップ!】受験生に必要な睡眠時間

受験生って最低何時間寝ればいいの?
徹夜してでも勉強した方がいい?

このような人のためにこの記事では受験生に必要な睡眠時間、睡眠と受験勉強の深いつながりについてお伝えしていきます。

僕自身、受験生時代に睡眠に関して色々調べていました。

その経験やデータを元に今回の記事を作成しました。

きっと役に立つはずなので最後まで読み切ってください。

動画で確認したい方はこちらをご覧ください。

受験生に必要な睡眠時間は?

「受験生は絶対にこれだけ寝ないといけない!」という明確なルールはありません。

それはなぜかと言うと人によって必要な睡眠時間は違うからです。

世の中にはショートスリーパーと言って3時間程度の睡眠で十分な人もいます。

だから全員に共通した睡眠時間と言うものは存在しませんが、時間で言いますと7時間~8時間がベストな睡眠時間だと言われることが多いです。

これには理由があるので今から説明していきます。

睡眠の種類と記憶との繋がり

「睡眠の間に人は記憶を定着している」というのを聞いたことがあると思います。

これをもう少し細かく解説します。

より深く理解する上で大事なキーワードがあります。

①ノンレム睡眠
②レム睡眠
③宣言的記憶
④エピソード記憶
⑤意味記憶

この5つのキーワードです。

ノンレム睡眠とレム睡眠

ノンレム睡眠は脳を休める睡眠、レム睡眠は体を休める睡眠になります。

この2つの睡眠が1セットで1時間30分になります。

7時間30分寝ると5セットということになります。

記憶の種類

記憶には宣言的記憶手続き的記憶というものがあり、受験と関係が深いのは宣言的記憶です。

さらに宣言的記憶は、エピソード記憶意味記憶に分かれます。

エピソード記憶はその名の通り「いつ、どこで、だれが、どうした」というエピソードの記憶をしてくれます。

意味記憶は一般的な知識、常識のことになります。漢字の読み書き、年号、公式などです。

ちょっと分かりづらいので表を作りました。

これ見れば1発です。

短期記憶
長期記憶 宣言的記憶 エピソード記憶 いつ、どこで、だれが、どうした
意味記憶 知識、常識
手続き的記憶

 

睡眠と記憶

この宣言的記憶と言うのは、ノンレム睡眠とレム睡眠の両方の時間にて固定されます。

また回数が多ければ多いほど記憶の固定が進むのです。

睡眠不足になってしまうと勉強しても記憶が十分に固定されないということになってしまいます。

4時間の睡眠だったら2セット、7時間30分だと5セット繰り返されます。

寝ないともったいない、ということが分かるかと思います。

また、日本の受験生は世界の同世代と比べて1時間以上も睡眠時間が短いと言われています。

その1時間を勉強に当てたいという人もいると思いますが、最後に睡眠不足が招く悪影響について解説します。

睡眠不足は合格の敵

受験攻略には規則正しい生活が必要不可欠です。

当然睡眠も例外ではありません。

睡眠時間を削るとどんな悪影響が出てしまうのかまとめました。

日中眠たくなる

授業中に眠たくなるのはよくありません。

授業を全く活用できていないからです。

授業は周りに同級生もいて勉強する空気も作られています。

それなのに睡魔に負けて集中できないとせっかくの学力UPのチャンスが無駄になってしまいます。

疲れが溜まる

睡眠には疲労回復の効果があります。

毎日受験勉強で頑張っていると当然疲れも溜まります。

その疲れをちゃんととらないと翌日も疲れやだるさが抜けません。

疲労が蓄積されると勉強にも集中できなくなってしまいます。

体調を崩しやすくなる

睡眠には免疫力UPの効果もあります。

睡眠を削ることで体調が崩れやすくなってしまうのです。

勉強を頑張ることも大事ですが頑張りすぎて体調を崩していたら元も子もありません。

まとめ

というわけで今回は睡眠についてまとめました。

受験は勉強すればいいというわけではありません。

勉強に集中できるような生活も同様に大事です。

今回は睡眠を取り上げましたが、運動、食事なども大事になってきます。

ぜひ今日は早く寝るようにしてください。

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