このように考えている人のための記事です。
受験の世界では「勉強は質か量か」というテーマがよく扱われます。
これに対する僕なりの解答があるので、ぜひ参考にしてください。
僕も受験生の時に、色々悩みながら勉強をしていました。
そんな中で自分なりの答えを見つけて、名古屋大学経済学部に現役合格することができました。
今自分の勉強に悩みを抱えている人は、何から始めればいいのかが明確になって、より勉強に集中できるようになるはずです。
この記事で分かること
- 勉強に大事なのは質か量か
- 受験に失敗しない勉強のやり方
結論:どっちも大事
結論ですが、質も量もどちらも同じくらい大事です。
まず、質とは何か、量とは何かから考えていきましょう。
勉強における質
- 勉強法
- ノートの取り方
- 本の読み方
- 問題の解き方
勉強における量
これが質・量に当たります。
そして、良い勉強というのは「質×量」で生まれます。
どちらかが欠けていてはだめなのです。
片方ゼロだとその時点で無意味な勉強になっていまいます。
例えば、問題100問を答えを丸写してやった場合、質が低くなってしまうのでよくないです。
一方で、1日かけて1問を超丁寧にやっていたら量が少ないのでよくないです。
質と量、どちらも意識した勉強をするように心がけましょう。
大事なものは人によって変わる
あなたは質と量、どちらを大事にしていますか?
自分がどちらか立場を明確にすることで、次にすべきことが分かります。
質を大事にしている人はこのように考えています。
- 要領がいい方がかっこいい
- 頭がいいと思われたい
- なるべく楽して結果を出したい
僕はなるべく楽をしたい派だったので、この考えをしていました。
一方で量を大事にしている人はこのように考えています。
- 努力したら報われる
- たくさん問題を解けば成績が上がる
- 根性論を信じている
おそらくどちらかに当てはまるでしょう。
ここでポイントになるのが、「大事ではないと思っている方を意識して勉強する」ということ。
もし、質が大事と考えているなら、量をやることを意識してみてください。
実際に僕は質ばかり求めていて、量が不足していたので、量を意識して勉強するようにしました。
その結果、成績を伸ばすことができたので、これは大事なこと。
質と量、まず意識するのは○○から
質も量も大事と言いましたが、順番があります。
順番は量→質です。
なぜなら、いきなり質の高い勉強を身につけるのは難しいからです。
量をこなしていく中で自分に合った勉強法が見つかり、効率が上がっていき、成績も上がっていくという仕組みです。
だから、まずはたくさん量をこなしてください。
スポーツでも、最初からすごいプレーができるわけではないですよね。
素振りとかシュートとか量をこなすことで、徐々に精度が上がっていくはずです。
それと同じで、順番は量→質です。
量を大事にしている人は、今のままでいいとは思わずに、勉強しながら「もっと効率よく勉強する方法はないか?」と考えるといいですね。
頑張ることに対する苦痛はないはずなので、質が上がることで一気に成績を上げられます。
質を大事にしている人は、自分の勉強が本当に質が高いのかは量をやってみないと分かりません。
さっきもお伝えしたように、量をこなすことで質が磨かれていくので、つらくても量をこなしてください。
よくある”量”の勘違い
ここで1つ注意点があります。
それは「量=時間ではない」ということです。
勘違いしないようにしましょう。
例えば12時間机に座っていても、1問も解いていなかったら意味ありませんよね。
時間と量は一致しないということです。
よく「12時間勉強しよう」とかSNSで見たりしますが、それは間違いです。
量をたくさんやった結果、12時間勉強したというのが正しいです。
まとめ
今回は、「勉強に大事なのは質か量か」というテーマでした。
まとめはこちらです。
- 勉強は質も量も大事
- 質×量で良い勉強かが決まる
- 自分に不足している方を意識して勉強
- 順番は量→質
- 量≠時間だから、時間にこだわりすぎない
まずは量をこなすことから始めてみましょう。
量をこなすことで質の高い勉強ができるようになっていくでしょう。