効率的な勉強法

【完全保存版】成績が上がる効率のいい暗記法9選【受験の武器になります】

単語や年号が全然覚えられないから暗記の方法を教えてほしい。
暗記が苦手で点数が伸びないからなんとかしたい。

 

そういう人のためにすぐに覚えられてさらに忘れにくい受験攻略のための暗記方法をご紹介します。

 

僕自身、受験で1番大事なのは暗記だと思ってます。

たしかに思考力だとか色々必要にはなりますが、暗記で受験の8割は攻略できます。

 

僕は暗記力を高めて、暗記命で受験に挑戦しました。

その結果、名古屋大学合格まで達成できました。

 

あなたも今覚えられない単語や年号が、スラスラと暗記できるようになったら受験が楽になると思いませんか?

そんな未来を手に入れられる情報をまとめました。最後まで読んでくれると嬉しいです。

 

この記事で分かること

  • 暗記とはそもそも何か
  • 受験で使える効率的な暗記法

動画で見たい方はこちらをご覧ください。

暗記とは何か?

ここで改めて「暗記とは何か?」ということを考えてみたいと思います。

 

暗記って聞くと多くの人がインプットすることだと答えますが、それは間違いです。

なぜならインプットするだけでは試験で好成績を残せないからです。

 

暗記と言うのは「インプット+アウトプット」この両方で成り立っています。

  • インプット…頭に入れる作業
  • アウトプット…頭から引き出す作業

しっかりと頭に入れてそれを問題など必要な時にしっかり引き出す、これができて暗記なのです。

 

人から話を聞いた時に「なんだ、自分でも出来そーじゃん」って思って実際にやってみたら「あれ、どうやってやるんだっけ…?」ってなったことありませんか?

それはまさにインプットだけでアウトプットをしてないから起こります。

 

単語帳を見る、ノートに写す、話を聞く…

これだけで終わらず、自分で引き出せる力も一緒につけてください。

 

 

長期記憶が受験攻略のカギ

記憶には大きく分けて「短期記憶」「長期記憶」が存在します。

 

短期記憶と言うのは1日で忘れてしまうような記憶です。

長期記憶はその名の通り長期に渡って覚えていられる記憶です。

 

受験で好成績をおさめるには、勉強の内容を脳の中で「長期記憶」として保存して置かなければなりません。

 

逆に長期記憶として覚えることができたら、好きな時にそれを頭から引き出すことができ、解答することができるようになるのです。
記憶の種類とメカニズムから効果的な勉強法をまとめました。

 

じゃあどうすれば勉強したことを長期記憶として脳に保存することができるのか。

それがこの2つ。

 

  1. 回数
  2. 覚え方

 

この2つをこれから詳しく解説します。

 

 

回数

まず、1回で全て覚えようという発想は捨ててください。

もし仮に1日で覚えられたとしても、数日経ったらほぼほぼ忘れてしまいます。

これでは一夜漬けと一緒です。

 

長期記憶にするには何度も何度も繰り返すことが大事です。

脳は繰り返すことでその情報を「大事なものだ!」と認識して長期記憶として保存してくれます。

だからできる限り覚えたいところは繰り返し繰り返しやりましょう。

 

たまに単語帳作って満足してしまう、ノートを綺麗にまとめたからOKだと思い繰り返さない人がいます。

これでは時間をかけて1回やっただけです。

時間をかけてつくったのなら繰り返し読み返すなどしましょう。

 

またその日1日で繰り返せばいいというわけではありません。次の日、3日後、1週間後もするようにしましょう。

 

 

覚え方(暗記方法)

回数をある程度重ねたらほぼ暗記は大丈夫です。

 

だけどより暗記を強固なものにするために覚え方も工夫があるといいです。

というわけで僕が現役時代に使用していた暗記法や、実践してみて効果のあった暗記法をまとめて紹介していきます。

 

おすすめの暗記法

  1. 音読
  2. 語呂合わせ
  3. 頭文字暗記法
  4. 関連付け法
  5. 場所法
  6. 五感法
  7. 感情法
  8. 先生ごっこ

 

順番に解説していきます。

 

 

①音読

音読は文系教科に限らずほぼ全ての教科で使える暗記テクニックです。

 

暗記と音読にそれほど関連性がないと思っている人がいるかもしれませんがそんなことはありません。

たしかに1回や2回の音読ではそうかもしれませんが、繰り返し読んでいくと暗記として効果を発揮します。

 

またノートに書いたりするよりも圧倒的にスピード感があるのも魅力の1つです。

参考書や教科書などを読むことになるのですがこの時にさらに効果を上げるテクニックを紹介します。

 

音読のテクニック

  • 抑揚をつける
  • ツッコミを入れる
  • 目を離す

抑揚をつける
「ここ覚えたい」というところは大きい声で読んだり、ゆっくり読むことで脳にその印象が残り、記憶が定着しやすくなります。

 

ツッコミを入れる
「はい!ここ大事です!」とか「よくわからん!」とかなんでもいのでその時に思ったことを音読の合間に入れましょう。

何回も硬い文章を読んでいてもしんどいので「もういい加減おぼえろよ!!おれ!!」とかいうと結構楽しめたりします。

 

目を離す
文章を追い続けると無心になりがちです。

だからテストの意味もかねて目を離せるところは離して暗唱してみてください。

 

これを何度も繰り返せばばっちり記憶できます。

 

 

②語呂合わせ

語呂合わせはやっている人も多いと思います。

歴史の年号や化学の元素表などで使う人いますよね。

そのまま数字や名前を覚えるよりも楽しいし、すぐに覚えられるので僕も使ってしました。

 

また既存のものだけでなくあなた自身で語呂合わせを作るのも暗記にはいいでしょう。

苦手な分野だと勉強しようという意欲が湧きづらいと思うのでそんな時に語呂合わせを使うと勉強も捗るでしょう。

 

 

③頭文字暗記法

語呂合わせと似ているのですが、何か複数のものを覚えたり順番を覚える時に使えるのがこの頭文字暗記法です。

その名の通り、覚えたい単語の頭文字だけを暗記するという方法です。

 

これは僕が中学生の時に発見しました。(普通にやってる人多そうだけど…)

技術の時に野菜がよく育つ土には5つの要素があるということを学びました。

当時の僕にとってその5つを覚え切るのは難しく頭文字だけ覚えることにしました。それが「チ・リ・カ・カ・マ」。

おかげでいまだに「窒素」「リン酸」「カリウム」「カルシウム」「マグネシウム」と頭に残ってます。

 

このように覚えづらい時は頭文字をまとめて並べておくと忘れにくくなります。

 

 

④関連付け法

単語や年号など、それを単体で覚えるのはとてもつらいものがあります。

だから色々なものと関連付けて覚えましょう。

 

英単語だったら例文、類義語、映画のセリフ、キャラなどなど。

単体ではなくそれを思い出せるようなつながりをたくさん作っておくといいです。

 

僕は英単語の「beyond」はこれのおかげで一瞬で覚えられました。

  • beyond…「~を超えて」など

これが一瞬で覚えられた理由は2つあります。

 

1つ目がディズニー映画「トイストーリー」に出てくるバズライトイヤーの決め台詞が「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」「(To infinity and beyond!)」だったから。

 

2つ目が小学生の時少年野球に所属している友達がいてその子がよく飛ぶバット「ビヨンド」ってのがあると僕に熱く語ってくれたから。

当時は何語かよくわかりませんでしたが高校生になって謎が解けました。

 

このようにあなたが知っている映画、思い出、キャラなど関連付けておくと暗記しやすいです。

映画や漫画も捨てたものじゃありませんね。

 

⑤場所法

関連付け法の中でも特に強力なのが「場所法」と言われるものです。

知っている人もいるかもしれませんが、これはあなたが今まで見てきた場所を利用して暗記する方法です。

 

この記憶術は他の暗記法に比べて記憶が脳に長期的に残ると言われています。どうしてかという説明は割愛します。

 

簡単な説明をしますと場所と覚えたいことを組み合わせる暗記法です。

 

では場所法のやり方を具体的に説明して行きます。

step
1
場所を決める


あなたの家、通学路などあなたにとってなじみのある場所を決めましょう。

 

step
2
順番を決める


①で決めた場所を歩くイメージで順番を決めていきましょう。


例)家の場合
玄関→リビング→台所→お風呂→トイレ…

そしてこの順番を覚えてください。

 

step
3
ストーリーを作る


さて、ここからはあなたが決めた各場所に覚えたいものを配置してストーリーを作ってください。

これが難しいのですが、ストーリーは実際にはあり得ないような刺激的で驚きのあるファンタジーなものにすることを意識するとより印象に残りやすくなります。

わけが分からない人がいると思うので今から実際にやって行きます。

 

具体例

では、世界史で中国の唐についてやってみましょう。

覚えたい内容

  1. 李淵が唐を建国した
  2. 2代目太宗の治世は貞観(じょうがん)の治
  3. 8代玄宗が楊貴妃を寵愛&安禄山が反乱
  4. 楊炎の献策で両税法が始まる
  5. 朱全忠が唐を滅ぼす

 

 

これをさっき決めた場所を使って覚えるとこうなります。

 

①玄関に唐(唐)辛子を食べてえんえん(李淵)泣いている人が立っている(建てる)
②リビングでラジオ体操(太宗)第2(2代目)をして頑丈(貞観)な体を作っている人がいる
③台所になぜか高層(高宗)ビルがあってその8階(8代目)に美人で陽気(楊貴妃)な女性がいてあんこの山(安禄山)に埋もれてる(反乱)
④お風呂で火事が起きて炎(楊炎)が出ておりそこに税金を両手(両税法)で投げ込む人がいる
⑤トイレで踏ん張って顔を真っ赤(”朱”全忠)にした人が目の前に立てた塔(唐)を破壊している(滅亡)

 

文字で読むとわかりづらいですがこれをあなたの家の場所に当てはめて想像してみてください。

思わず笑ってしまうような映像が浮かびませんか?

 

これが場所法のやり方です。

難しいですがやってみたいと思った人はぜひやってみてください。

 

 

⑥五感法

暗記する時にはなるべ五感を使うといいです。

 

目で追って手で書くだけでなくて口を使って声に出してそれを耳で聞いて…

アロマの香りを嗅いだり、ガムを噛みながらをいいですね。

 

五感を使うことで思い出す引き出しが増えますので、試験などでも結果を出せます。

 

 

⑦感情法

人は感情が大きく動いた時のことを記憶します。

 

例えば

  • おとといの晩御飯は?
  • 人生で1番恥ずかしかった経験は?

 

この2つの質問で、1番恥ずかしかった経験はその時からどれだけ時間が経っていたとしてもものすごく鮮明に思い出せると思います。

これはなぜかと言うとその時に今まで感じたことないくらい「恥ずかしい!」と強烈に感じたからです。

 

このように感情が大きく動いた時に人は記憶できます。これを暗記したい内容にも生かすのです。

 

めっちゃ怒ったり、感動したり、恥ずかしい動きをしたり…

情緒不安定だと周囲に思われるのでやる時は注意が必要ですがこれもかなり効果が期待できますよ。

 

⑧先生ごっこ

これは僕が現役時代にやっていた暗記法です。

 

この方法は実際に暗記したい内容を生徒がいると仮定して、あなたが先生になりきって授業をするというものです。

僕は小さなホワイトボードを買ってそこに文字を書いて生徒に話しかけながらやっていました。

 

これをするとどこを覚えられていないのかもわかりますし、かなり印象に残りやすくなります。

アウトプットとしての効果もありオススメです。

 

 

暗記勉強のタイミング

暗記勉強にはタイミングも重要です。

 

結論、暗記勉強は寝る前がオススメです。

これは人が睡眠中に記憶の整理を行っているからです。

寝る前にやるとそのまま睡眠をしてくれるため効率よく暗記をしていけます。

 

翌日に昨夜覚えたことを確認すると、どの程度頭に入っているのか確認できます。

暗記には睡眠も欠かせないので寝ないで頑張るとかやめましょう。

 

暗記法のまとめ

以上が暗記法になります。

たくさん紹介しましたのでどれからやっていいか分からない人もいると思います。

 

ただ覚えておいてほしいのがテクニックがあると言っても1回で全部覚えられるわけではないということです。

暗記には間違いなく回数が必要です。

 

回数を重ねることで記憶が長期記憶になり、脳に定着して模試や受験でも使える知識になります。

テクニックも使いつつ回数もこなしてください。

 

受験は暗記したらしただけ楽になります。多くのことを覚えている方がいいに決まっています。

暗記が苦手な人は、今回紹介した方法を取り入れて本番までに少しでも多くのことを覚えましょう。

 

いい成績を取って志望校合格を実現できるように試してみてください。

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