どうもだいきです。
今回は『賢い人はやっている!授業の正しい受け方』というテーマでお話しします。
次からのあなたの授業の受け方が大きく変わり、1つ1つの授業を今まで経験したことがないくらい濃い時間にすることができます。
あなたは毎日の学校の授業、どのように受けていますか?
- 寝てる
- 早く終わって欲しいって思ってる
- ぼーっとしてる
- 板書を写すだけ
こんな風に受けていませんか?
確かに毎日予習や課題があって、さらに部活や習い事があるとそれだけで大変なので、ついつい授業を適当に受けてしまいますよね。
しかし、それを続けていると賢い人との差は開いていってしまいます。
なぜなら賢い人は授業の受け方が他の人と違うからです。
この記事であなたにお伝えしたいのは、「授業の受け方1つで成績は大きく変わる」ということ。
家での勉強ももちろん大事ですが、授業の受け方も同じように大事です。
もっと言うと授業の受け方が良くなることで、家での勉強の質も自然と上がります。
もしこの先も雑に受けていたら分からないことが増えていって、授業の内容についていけなくなります。
そして、テスト前に無理矢理覚えてすぐに忘れてを繰り返し、模試や受験本番で悲惨な結果を招くことになります。
こんなことを言ってますが、実は高校生の時の僕も先生の話はほぼ聞かず、板書を写すだけの授業の受け方をしていました。
しかし、早い段階で置いていかれてテストや模試では散々な結果でした。
部活もやっていて家に帰ってくるのはいつも夜遅く、時間がない中必死の思いで復習しても成績は伸びないまま。
第1志望の名古屋大学はE判定で「志望校下げた方がいいかな」って思うことが何度もありました。
でも、諦めてはいけないと思い勉強法などを見直す中で授業の受け方に問題があると気づきました。
そして工夫をしたら、今までよりも頭を使えるようになり、授業に置いていかれることがなくなりました。
さらに家での復習も楽になり、時間を必要以上にかけなくても内容を理解することができるようにもなったんです。
成績、偏差値もアップし結果的に塾無しで名古屋大学に現役合格することもできました。
この結果は授業の受け方をマスターしていなかったら絶対に実現できなかったことです。
だから、あなたにも毎日の授業を最大限に生かせる正しい受け方をマスターして欲しいです。
授業の受け方をマスターできれば、
置いていかれることが減る
テストや模試で結果を出せる
このような良い変化が起きます!
気になる人はぜひ最後まで読んでください。
また本記事の内容は動画でも解説しています。
動画でチェックしたい人はこちらからどうぞ。
それでは本題にいきましょう!
本記事で学べること
- 成績が伸びる授業の正しい受け方【4ステップ】
- より効果を上げるためのテクニック
成績が伸びる授業の正しい受け方
結論ですが、正しい授業の受け方は「授業内で100%覚えようとする」受け方です。
授業で教わったことは家に持ち帰らずにその時間で全て覚えようとしてください。
理由は単純で、そうしないと無駄が多くなるからです。
授業をまともに聞かなかった場合
授業は1日で50分×7コマ程ありますよね。
これが週5日あるわけです。
だから授業をまともに聞いていなければ、350分×5日、つまり1週間で1750分を棒に振っているということになります。
しかも、それだけの内容を授業以外の時間を使って覚えていかないといけなくなるのです。
これがどれだけ地獄か分かりますかね?
板書を写すだけの受け方をした場合
では、板書だけ写す授業の受け方をした場合。
授業内で30%覚えられたとします。
だから残りの70%分、時間に換算すると1750分×70%=1225分の内容を授業以外の時間を使って覚えないといけなくなります。
部活や習い事、予習にプラスでこれだけの復習をしないといけないとなると、相当つらいということが分かるはずです。
授業を本気で受けた場合
では、最後に100%理解できるように授業を本気で受けたとします。
100%は無理でも結果的に90%授業中に理解できたなら、あとは175分で済むということです。
あくまでもイメージの話ですが、1週間でもこれだけ変わってくるので、これが月や年単位になるととんでもない差ができるのが分かりますよね。
何が言いたいかと言うと、授業を生かせないと成績を上げるのがとにかく苦しくなるということ。
そして「後からやるし」と未来の自分に期待せずに、今目の前の授業に全力を出してほしいということです。
授業の受け方次第で循環が変わる
さらに授業の受け方次第でこんな循環が生まれます。
授業を本気で受けていない人の場合
- 授業の時間を無駄にする
- 宿題が解けない
- 短時間でイチから覚えないといけない
- 結局テスト直前に詰め込む
- 終われば忘れる
- 知識が積み上がらない
- 授業についていけなくなる
とんでもなく悪循環です。
授業を本気で受けている場合
- 授業内でほとんど覚えられる
- 宿題で理解を深められる
- 復習を繰り返せる
- 知識が積み重なる
- 直前に頑張る必要がなくなる
- 時間や気持ちに余裕ができる
好循環です。
効率、時間、成績、偏差値、気持ちの余裕…授業の受け方次第で全てが変わるんです。
授業の吸収率が上がる4ステップ
では次に、どうすれば授業内で100%覚えられるような受け方ができるのか、ステップで解説します。
それがこの4つのステップです。
- 先生の話を聞く
- 頭の中で整理する
- 自分なりに書いてみる
- 何回も見返す
1つずつ詳しく解説します。
ステップ①:先生の話を聞く
ステップ①が先生の話を聞くことです。
多くの生徒は先生の話を聞かず、板書のみを写していることが多いです。
でも板書は、必要最低限の情報だけしか書かれていないため箇条書きに近いものです。
だから、物事の関係性などは板書だけ見ても分からないことがよくあります。
授業は先生の話₊板書で完成しているので、いきなりノートに書かず、まずは先生の話をよく聞いて理解してください。
ステップ②:頭の中で整理する
ステップ②が頭の中で整理することです。
まだノートに書いてはいけません。
先生の話を聞き板書を見て、その内容をあなたの頭の中で「つまり、今の話は…」ともう一度組み立てなおしてみてください。
脳内であなたが授業をするイメージです。
先生の話を聞いても理解できていない状態で、ノートに書いたら結局板書を写しているのと変わりません。
頭の中で一度整理するのを忘れないようにしてください。
ステップ③:自分なりに書いてみる
ステップ③が自分なりに書いてみることです。
ここでようやくノートの出番です。
ですが、これは板書を写すことではありません。
ステップ②であなたの頭の中で整理したものを、実際に目に見える形にするという作業です。
ただ書き写すだけなら頭をほとんど使わなくてもできてしまいます。
だけど、この方法だと自分で整理したものを書き起こすことになるので頭をかなり使う必要があります。
板書を参考にするのはいいですが、自分が分かりやすいように言葉を変えたり、感想や疑問を書き加えていくことになるので全く同じになることはありません。
ノートはあくまでもあなたのために書くものです。
だから、あなたが覚えやすいように上手に変換してください。
ステップ④:何回も見返す
ステップ4が何回も見返すことです。
授業中は、書いたノートを何回も何回も見返しましょう。
その時間で全て覚えられるように、重要なワードは隠したり目を離してみると覚えやすくなります。
ここで自分でテストをするイメージです。
+αテクニック
ステップ④に+αで授業の内容を100%覚えるために、授業前後の1分間復習をしてみてください。
これは授業が終わったあとの1分と次の授業の開始前1分に復習をするというものです。
例えば世界史の授業が月曜日の2限、水曜日の5限にあったら、月曜2限の終了後1分と水曜5限の開始前1分で復習するということです。
授業中や授業前後でこれだけ見返したらほとんどのことは覚えられる気がしますよね。
余裕がある人は授業前後の1分を利用してみてください。
授業の受け方まとめ
以上が授業の受け方です。
おさらいをすると、
- 先生の話を聞く
- 頭の中で整理する
- 自分なりに書いてみる
- 何回も見返す
今までサボってしまっていた人は、今お伝えした4ステップを意識して授業を受けてみてください。
授業は川のようなものです。
あなたがぼーっとしていても勝手に流れていきますがすくわないと何も得られません。
授業テクニックを身につけよう
ここまで読んで「授業ってめちゃくちゃ忙しくて、頭を超使わないといけないんだ」と気づいたと思います。
そうなんです。
実は授業って終わったら息が切れるくらい、大変じゃないとおかしいことなんです。
家で一切勉強しなくてもよくなるくらい、本気で授業に臨んでみてください。
ただ最初は難しいと思います。
全然間に合わなかったり、途中で疲れてしまったりするでしょう。
それは仕方のないことです。
だから練習が必要なんです。
練習して自分の中でやり方を確立していきましょう。
例えば、僕はこんなやり方をしていました。
- ON・OFFを切り替える
- ノートを書く時のルールを決める
順番に解説します。
テクニック①:ONとOFFを切り替えること
1つ目がONとOFFを切り替えることです。
授業の最初から最後まで、朝から夕方までずーっと集中し続けるのは無理です。
だから、授業の中で覚えたいところはスイッチをONにして集中して受けて、そこまで重要ではないところはOFFにするなど工夫しましょう。
OFFの時なら寝るのも問題ありません。内職をするのもアリです。
ONとOFFがあることでメリハリのある授業の受け方ができます。
テクニック②:ノートを書くときのルールを決める
2つ目が、ノートを書くときのルールを決めることです。
例えばこんな感じ。
- 字は読めればいい
- 重要なことは赤ペンを使う
- 自分の感想やツッコミを入れる
- 記号を使う
- 覚えたいところはイラストを入れる
ルールが決まっていれば、いちいち書き方に悩む必要が無くなるので、授業の内容自体に集中できるようになります。
このように色々試して授業に1番集中できるあなただけのスタイルを見つけてください!
授業をサボっている自分を責める必要はない
これまで授業の受け方を真剣に考えたことはないかもしれません。
でも、今回この動画を見て
「自分全然だめだった」
「授業を本気で受けたことなかった」
と気づき自信を無くしてしまった人もいるでしょう。
だけど安心してください。
もうみんな既に頑張っています。
僕は高校を卒業し、大学に入って気づきました。
高校時代、本当によくがんばっていたなって。
みんなもきっとそうです。
朝から夕方まで授業があって毎日のように宿題や予習をこなし、部活にも参加して時には朝補習があって休みの日なのに学校に行きテストや模試を何度も受けて…
信じられないくらい頑張っています。
だから、授業をサボってしまったり寝てしまったりすることがあるのは当然のことです。
自分はダメだと責める必要はまったくありません。
ただ、もし少しでも力が余っているなら、目標を達成するために頑張りたいなら、今回僕がお伝えしたことをこれからの授業を受ける時に少しでいいので取り入れてみてください!
その少しの頑張りが積み重なることで周りとの大きな差を生むことになります。
最初はつらいかもしれませんが未来の自分のためにがんばってください!応援してます!
まとめ:授業の受け方1つで成績は変わる!
では、最後に復習です。
賢い人はやっている、授業の正しい受け方。
授業の時間だけで100%覚えるつもりで受けてください。
そのためには
- 先生の話を聞く
- 頭の中で整理する
- 自分なりに書いてみる
- 何回も見返す
この4つのステップを踏んでください。
授業が終わったら息が切れるくらい、集中して臨めていればバッチリです。
ただし、いきなり上手くやるのは無理なので練習をしてON/OFFを切り替える、ノートの書き方のルールを決めるなどあなたに合ったスタイルを確立していきましょう。
そうすれば
- 授業内でほとんど覚えられる
- 宿題で理解を深められる
- 復習を繰り返せる
- 知識が積み重なる
- 直前に頑張る必要がなくなる
- 時間や気持ちに余裕ができる
という好循環が生まれて、成績アップ、偏差値アップし、志望校に合格できる可能性がグッと上がります。
授業の受け方も含め、学年1位を取るために僕がした勉強法をこちらの記事にまとめました。
ぜひ参考にしてください。
→学年1位を取るための勉強法