このように考えている人のための記事になります。
クラスや学年に1人は頭がいい子っていますよね。
部活もしているのに、なぜかいつも成績優秀で「どこにそんな時間があるの!?」って思うこともあるでしょう。
もしかしたら「自分と頭の構造が違うからどうしようもない」と考えていませんか?
確かにたまに天才はいますが、そんな人ばかりではないので安心してください。
今回のテーマは、『頭がいい人がこっそりやっている成績が勝手に上がる22個の勉強法』です。
この記事を読めば、今日からでも頭がいい人の勉強法を取り入れることができます。
そして、成績も徐々に上がっていくことが期待できます。気になる人は最後まで読んでみてください。
また動画で前半後半に分けて作成しましたので、こちらも見てみてください。
この記事で分かること
- 頭がいい人の特徴
- 頭がいい人の22個の勉強法
それでは早速行きましょう。
頭がいい人には誰でもなれる
頭がいい人と言ってもタイプがあります。1つは天才型、もう一つは努力型です。
天才型は1回読んだこと、見たこと、聞いたことを忘れないような超能力を持っている人です。
残念ながらこのタイプに後からなるのは厳しいです。
ですが、努力型は今からでもなれます。
努力型とはただがむしゃらに頑張っている人ではなく、「正しい勉強法を知っていて実践している人」のことを言います。
もし頭がいい人になりたいなら、努力型を目指して勉強法を知ることから始めましょう。
頭がいい人の勉強法
では、順番に頭がいい人の勉強法を紹介していきます。
①長時間勉強しない
頭がいい人は長時間勉強をしません。
それは長時間勉強すると、集中力が下がるということを知っているからです。
人の集中力は平均50分と言われています。
だから頭がいい人は休憩なしで2,3時間ぶっ通しで勉強することは効率が悪いのでやりません。
もちろん時間は大事だから1日トータルで10時間勉強をしたりもしますが、ぶっ通しではなく適度に休憩をはさむことで、集中力を高く維持できるように工夫して勉強をしているのです。
②授業を使いこなしている
学校の授業は基本50分ですが、これはちょうど人の集中力が持つ時間と同じです。
頭がいい人は授業を上手く使いこなしています。
授業で覚えられることは覚えてしまい、先生の話をよく聞いて、理解して、後から時間を割かなくてもいいように受けているのです。
授業を真面目に受けているのに成績が上がらない人は先生の話を聞いていなかったり、理解するよりも前にノートを取っており、頭を働かせていないことがよくあります。
そうならないように気をつけましょう。
③ONとOFFがはっきりしている
頭がいい人はONとOFFがはっきりしています。勉強するって時はとことんやるし、しない時は全くしません。
このONとOFFの切り替えがとても重要です。勉強している時の密度が濃くなるからです。
勉強しているのに成績が伸びない人はだらだらと時間をかけて勉強をしています。
それはおそらく「勉強していないと不安…」という思いがあるからでしょう。
ですが、だらだらやっても何もいいことはないので、時には勇気を持って勉強を全くしないで、趣味などに没頭するOFFの時間を作ってください。そうすればリラックスも出来るうえに勉強の密度も濃くなります。
1日を振り返ってみて勉強しかしてないという人は要注意です。
④具体的な計画と目標を持つ
勉強をする時に具体的な計画や目標を持ってやっていますか?
思いつきで勉強していては時間がもったいないです。
頭がいい人は勉強する時に具体的な計画や目標を持ってやっています。
- 英単語長の30~40ページを30分で音読10周
- ベクトルの問題をチャートで5問解く
このような感じです。
計画も大事ですが目標というのも大事です。
何を身につけるためにその計画を立てたのかがないと、ただ計画を作っただけになってしまいます。
すでにできることをやっても意味がないので、具体的な目標があったうえでの計画を立てましょう。
⑤ノートの正しい使い方を知っている
ノートをまとめるために使っていませんか?
そうやってノートを使う人もいますが、これはものすごく危険です。
それは教科書や参考書を自分の手で作っただけだからです。時間や体力を使うのに頭には何も残りません。
頭がいい人は読んで勉強をします。読んだ方が圧倒的に早く覚えられるからです。
そしてノートは問題を解いたり、間違えたことをメモするために使います。
覚えるためにわざわざ時間のかかることをしないのが頭がいい人の勉強法です。
⑥よくアウトプットする
記憶にはインプットとアウトプットの両方が必要です。
でも勉強しても成績が伸びない人は、インプットばかりしています。アウトプットが不足しているのです。
頭がいい人はアウトプットの回数が多いです。声に出す、家族に話す、友だちに話す、問題を解くなど1回でも多くアウトプットしています。
その完成形が「自分で授業する」です。
僕は生徒がいると仮定して、覚えたいことをテーマに1人で授業をしていました。これがめちゃくちゃ楽しくて記憶に残りました。
恥ずかしいかもしれませんが、ぜひ一度やってみてください。
⑦五感を使う
頭がいい人は五感を上手く使っています。視覚を使うだけでは記憶は定着しづらいです。
目で見る、声に出す、耳を使う、文字をなぞる、アロマなどをにおいを嗅ぐ、ガムを噛むと言ったように、使えるものをとにかく使っています。
勉強の成績が伸びない人は黙々と勉強をしがちです。これはかなり効率が悪いのでやめましょう。
⑧自分を分析できる
ゲームのキャラクターのパラメータのように何が足りないのか、何を身につけるべきなのか知っている人は強いです。そこを鍛えれば成績が上がるに決まってますから。
頭がいい人は自分の分析をしたうえで勉強に取り組みます。
成績が伸びない人は1~10まで平等にやろうとします。でも、例えば自分を分析して3,7,8が苦手と分かれば、そこに徹底的に時間を使えるようになるのです。
分析するには模試の結果、定期テストの結果、問題集の正答率を参考にしてみてください。
⑨根本を理解できる
頭がいい人はテクニックではなく根本を知って勉強をしています。
例えば数学の2次方程式の解の公式。高校生であれば「2a分の~」とスラスラ言えるし、解も求められるでしょう。
では、どうして解の公式で解が求められるのか知っていますか?その根本を理解しているかが実は大きな差です。
ただテクニックだけに頼っていると根本を問われる問題に対応できなくなります。
⑩知識を繋げて勉強する
頭がいい人は丸暗記ではなく、知識を繋げて勉強していきます。
例えば古文の「あたらし」という単語。これを丸暗記するなら「あたらし=惜しい」で覚えます。
ですが知識を繋げることができると「あたらしは漢字で書くと惜しになるから意味は惜しいになる」と出来ます。
学校で学ぶ分野は必ずどこかで繋がってくるし、テレビや漫画、アニメなどで知ったことも意外と繋がってくることがあります。
この繋がりを無視してはいけません。丸暗記に頼らず、知識をまとめて覚えられるので無駄な努力をしなくてもよくなります。
そこを見抜く力があるのが頭がいい人です。
⑪疑問を持ち、調べる
頭がいい人は日頃から「なんで?」という疑問を持ち、調べる習慣がついています。
それは勉強に限ったことではありません。「なんで空は青いの?」という純粋なものだったりします。
よく疑問に持つ人はいますが、それを調べるまでの行動を起こせる人は少ないです。
自分が気になったことを調べる習慣を付けることで知識が広がるだけではなく、勉強への姿勢にも変化が出てきます。
⑫予習と復習の正しくやる
予習と復習、とりあえずやるだけになっていませんか?頭がいい人は正しい予習と復習のやり方を知っています。
予習と言うのはただやればいいわけではありません。授業でやる内容を全て理解しようと努力することを指します。
努力するというのは当然、理解できないこともあるからです。
理解できている部分、理解できなかった部分を把握した上で、授業に臨むのでより集中して授業を受けられるように工夫しています。
復習では予習と授業を踏まえて、自分の理解度を試すためにアウトプットを優先的に行っています。ここでノートにまとめ直すのは時間の無駄なのでしません。
頭がいい人は授業だけではなくて、「予習⇒授業⇒復習」を「インプット⇒理解⇒アウトプット」という流れで勉強をしているのです。
ちなみに予習と復習では復習の方が大事ですので時間がない人は復習を優先して勉強を行ってください。
⑬音読をする
これは五感を使うとほぼ同じです。教科書や参考書を読むときに黙読していませんか?
視覚だけに頼る読み方は記憶しづらいし、文字を追ってるだけで内容が入らず、眠たくもなります。
頭がいい人は音読をして理解を深めます。こうすることで目と耳を使えるので記憶しやすくなるし、声に出すために言葉を理解しようとします。
⑭参考書は数冊
「この参考書も使おう!」「こっちの参考書もよさそう!」こう思って1教科に対して何冊もの参考書を使っていませんか?
実はこれはよくありません。受験を目指しているのであれば時間は大切にしなければなりません。
それなのに何冊もやっていたら時間がなくなりますし、そのうえ、すべて中途半端に終わってしまいます。
頭がいい人は、1冊をじっくり時間をかけて完璧にしていく勉強法をしています。その方が自分の力をなることを知っているのでしょう。
あれもこれもやらずに、まずは1冊を完璧にすることから始めてみてください。
⑮よく寝る
頭がいい人は睡眠の重要性を知っています。睡眠時間を削って勉強することはあまりありません。
睡眠は記憶の定着を促し、心身の健康を支えてくれます。
成績のなかなか上がらない人は寝る間も惜しんで勉強します。
その努力は素晴らしいのですが、翌日に影響が出てしまうのでやめましょう。
⑯勉強計画をしている
頭がいい人は「要領がいい」と言われますが、それは無理のない計画を立ててそれをもとに勉強を進めているからです。
1か月の勉強計画、1週間の勉強計画、1日の勉強計画を立てて、それ通りに進めています。
1か月や1週間の計画を立てるのは難しいかもしれませんが、せめてその日にやることは決めた方がいいですね。
その日、やることを決めていないとバタバタして、「あれもこれもやらないと…!どれからやればいいのーーー」となってしまいます。この時間がものすごくもったいないです。
頭がいい人は事前にやることを決めて、それが出来たらOKとしているので無駄なことで悩まないように工夫しています。
⑰勉強の記録をしている
頭がいい人は自分の勉強の記録をしている人が多いです。これは「何時間勉強した」とかではなく、「何の教科のどの単元を勉強したのか」「できたか、できなかったか」などです。
この記録があることで自分の頑張りを確認できますし、模試や試験前などに参考にして勉強するところを決めることができます。
記録が何もないと、自分の得意や苦手が分からず、また1から勉強しないといけません。
もう出来るところを何度もやってもそこまで意味がないので記録をしておくといいですね。
⑱ポジティブに勉強する
人はポジティブになることで記憶力が上がり、ネガティブになることで記憶力が下がると言われています。
勉強しているのがつらい人は、ネガティブになっているので記憶力が下がり、成績も上がらず、またネガティブになっていく…というループにはまってしまいます。
頭がいい人はどうすればポジティブな気持ちで勉強しているため、ネガティブな感情で勉強している人よりも効率的に知識を増やしていくことができるのです。
⑲楽しみ方を知っている
上の内容に関連して「じゃあどうすればポジティブに勉強できるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。それは楽しみ方を知ることで実現できます。
人によって楽しみ方は違うのですが、僕の場合は『ゲーム性』を持たせることで勉強を楽しむことができました。
タイムアタックをする、クリア出来たらご褒美を用意する、神経衰弱のように単語を覚える…などです。
勉強がつまらない人は、自分の楽しめる勉強の方法を見つけてポジティブな気持ちで勉強するといいです。
⑳繰り返し勉強する
頭がいい人は何度も繰り返すことが重要だとちゃんと知っています。天才でない限り、勉強したことを一度で全て覚えるなんて出来ません。
まとめノートを作るのがいけないというのは時間をかけて1回しかできないからです。それだったら10回、20回音読した方がいいのです。
脳はほとんどの情報をすぐに記憶から消しますが、繰り返すことでその情報が大事なものだと認識してくれて、長期記憶として保存してくれます。
㉑右脳を使って勉強している
頭がいい人は右脳を使って勉強しています。右脳と言うのは音楽だったり、絵だったり、主に芸術関係を担っています。
右脳の記憶力は左脳の10倍とも言われています。
曲のメロディーはすぐに覚えられて、歌詞は何回も聴かないと覚えられないのはそのためです。
これを勉強にも応用してみましょう。移動中はイヤホンをつけて何かの科目の音声を聴く。ノートに簡単なイラストを添える…
これをするだけで記憶力も上がり、勉強成績が上がり、勉強するのが楽しくなっていきます。
㉒覚えやすい時間帯を知っている
頭がいい人はどの時間に何を勉強をすればいいのか知っています。
例えば英単語などの暗記系は夜寝る前に勉強して、睡眠をして、朝もう一度勉強すると効率よく暗記できます。
このように覚えやすい時間帯を知っておけば、がむしゃらに努力する必要がなくなり、効率よく覚えていけるのです。
まとめ
さて今回は『頭がいい人がこっそりやっている成績が勝手に上がる22個の勉強法』を紹介しました。
すべて今日から試せることばかりです。
とはいえ、一度に全てをやるのはさすがに厳しいので、1つでいいから取り入れてみてください。
やり方を知らなかったせいで成績が伸びなかったり、受験で失敗するのはもったいないです。
まずは正しい勉強方法を頭がいい人から盗んでください。