そんな人のために今回は、『受験勉強がつらくて逃げ出したい時にすべき9個の対処法』をまとめました。
受験勉強ってつらいですよね。
やればやるほど分からないところがでてきて、頑張っても思ったように成績が上がらなくて、時間がなくなり本番が近づいてくる…
周りは徐々に成績を上げていくのに自分は取り残されたような感覚になり、体調を崩したり、心拍数が上がったりして目の前の勉強に集中できないような状況になってしまうこともあるのではないでしょうか?
今そうやって悩んでいる人のサポートができればいいなと思ってます。
僕自身、高校生の時は勉強のことでいろいろ悩みながらも自分をうまくコントロールして、名古屋大学に現役合格できました。
その時の経験をもとにしているので、今悩んでいる人は参考にしてください。
この記事で分かること
- 勉強のつらさを減らす方法9選
それではさっそくいきましょう。
受験勉強がつらい時に覚えておくべきこと
具体的な方法をお伝えする前に、まずは覚えておいてほしいことが2つあるので、先にそちらをお伝えします。
それがこちら。
- 深く考えすぎない
- つらいのは自分だけじゃない
順番に解説していきます。
①深く考えすぎない
1つ目が「深く考えすぎない」ということ。
「そんなこと言われても難しいから困ってるんだよ!」と言いたい気持ちも分かります。
ですが、はっきり言うと深く考えてもいいことがありません。
なぜなら深く考えるとほとんどの場合、マイナスの方向に向かってしまうからです。
悩んでる人は経験したことがあるでしょう。
深く考えたことで「よし!じゃあ頑張ろう!」なんてなりません。
「自分勉強できない」
「やっても成績が上がらない」
「いい大学に合格できない」
「はあ、受験つらい…」
というマイナスに考えが向かってしまいます。
その状態で勉強をしていてもいいことはありません。
勉強の効率が下がるので、あまり深く考えすぎないようにしましょう。
深く考えるほど沼にはまってしまいます。
抜け出すことが難しくなるので「きっと大丈夫!」くらいに考えられるといいです。
その方が勉強に対する意欲が湧きますからね。
この考え方に関連して、『プラシーボ効果』というものがあります。
これは思い込みの力になります。
プラシーボについてまとめたので、勉強がつらい、頑張っても成績が伸びないという人にこそ読んでほしいです。
➡【1秒で実践できる】成績を伸ばすプラシーボ効果とは?
つらいのはあなただけじゃない
2つ目が「つらいのはあなただけじゃない」ということです。
受験に向けて全国の受験生が勉強をしています。
その中にはあなたのように「成績上がらない」「勉強がつらい」と悩みや不安を感じている生徒は何万人もいます。
決してあなただけではありません。
僕も受験生の時は感じていました。受験とはそういうものなのです。
そういう不安やつらさと常に戦いながら多くの受験生は勉強しています。
だから安心してください。
受験勉強がつらい人がすべき9個の具体的な方法
さてではこれを頭に入れてもらったうえで受験勉強がつらい人がすべき9個の具体的な方法を紹介していきます。
1つでもいいので実践してみてください。
まとめるとこのようになります。
9個の具体的な方法
- 環境を変えてみる
- 誰かと話す
- 勉強しない日を作る
- 寝る
- 紙に書く
- 笑う
- ご褒美を用意する
- 問題の難易度を下げる
- 志望校を見学する
順に解説していきます。
①環境を変えてみる
あなたは普段どこで勉強をしていますか?学校、自分の家、図書館、塾…もしかして1か所に固定してしまっていませんか?
僕は勉強場所を固定化することをおすすめしていません。
なぜなら場所を固定化してしまうと勉強することがつらくなりやすいからです。
いつも同じ環境で勉強していると変化がなく退屈に感じ、「毎日何をやってるんだろう」「今日もめんどくさいなー」とついつい考えてしまいます。
こういう気持ちからネガティブな考えが生まれてきてしまいます。
そうならないためには、環境を変えてみるというのが効果的な手段です。
いつもと違う場所に行って勉強してみましょう。そうすることで気分転換になって気持ちも明るくなります。
カフェやファミレス、晴れた日には外で勉強してみるのもおすすめです。
②誰かと話す
受験勉強は孤独になりがちです。
友人がいたとしてもつらいなんて本音を言えないでしょう。ですが、1人で抱え込むことの方がもっとも危険です。
相談できる友人や先生がいるなら、その人に自分の気持ちを話しましょう。それをするだけで気持ちが少し軽くなるはずです。
または家族に話してみるのもいいです。
あなたの周りにいる人は直接は言わないかもしれませんが、あなたに頑張ってほしいと応援してくれている人ばかりです。
一人で抱え込みすぎずに周りの人に話してみましょう。
また、近くに話せる人がいない人はSNSという方法があります。
今では全国で受験勉強を頑張っている受験生と簡単に勉強垢を使って繋がることができます。
そこで悩みを打ち明ければ相談になってくれることもあります。(使う時は気を付けよう)
繋がっていると自分だけじゃなくて、みんな悩みながら必死に勉強してるんだというのを知ることにもつながります。
③勉強しない日を作る
勉強しない日を作るというのも1つの方法です。
「勉強しないなんてダメでしょ!」と思うかもしれませんがそんなことはありません。
なぜなら今のまま勉強してては効率がものすごく悪いからです。
今のあなたはガソリンがぎりぎりの状態で頑張って走っている状態と同じです。それではどれだけ頑張ってもすぐに切れてしまいます。
だったら一度ガソリンスタンドに止まった方がいいですよね。
勉強においてのガソリンスタンドが「勉強をしない日」です。
事前に決めて、その日はあなたがしたいことをしてください。
テレビ、ゲーム、SNS、買い物、YouTubeなんでも大丈夫です。
注意点としては、中途半端にしないこと。
「やっぱりちょっと勉強しようかな…」と思って勉強してしまうと意味がありません。
勉強しない日は絶対に勉強しないでその日を満喫してください。
④寝る
睡眠不足になると気持ちがネガティブになりやすいです。
受験生は睡眠時間削って勉強しがちなので慢性的な睡眠不足になっています。
たまには勉強を早めに切り上げて、十分な時間、睡眠を取るようにしてください。
寝ないで勉強するとか徹夜で勉強するというのは知識の定着の面からみてもよくありません。
「睡眠不足⇒非効率な勉強⇒成績上がらない⇒イライラ⇒つらい」という最悪の状況になりかねません。
あなたは十分な睡眠を取れていますか?
⑤紙に書く
今抱えているもやもやを頭の中に閉じ込めておくのは危険です。
だからあなたの今の感情を紙に書いてみてください。
解決になるかは分かりませんが、頭にあることをこのように目に見えるようにすることはとても大事です。
僕は勉強がものすごくつまらなかったので、つまらない理由やどうしたら楽しめるのかというのを書いていたら答えが出ました。
頭の中ではつまらないでずっと止まっていたのに、紙に書いて見えるようにしただけで一気に解消されてしまいました。
あなたの今のつらい気持ちや不安な気持ちにも多少の変化があるはずです。
⑥笑う
笑うことは実は心理的に大きな効果があるのを知っていますか?
笑顔で得られる効果
このような効果があります。
受験勉強ってつらく長いものだと感じていると自然と笑顔と遠ざかってしまいます。
それではいけません。
笑顔になることで心理的に効果が発揮されるので、あなたの好きなことや趣味を通して笑顔になれる場面を意図的に作ってみてください。
僕はお笑いやアニメが好きでそういうのを受験生の時でも見ていました。
それが結果的に気持ちを軽くしてくれていたのだと今頃になって気づきました。
⑦ご褒美を用意する
人は何か目標があると頑張れる生き物です。だから、自分で意図的にご褒美を設定してみるといいです。
お菓子とかでもいいし、スマホ使い放題、ゲームし放題でもいいです。
いつも頑張ってるんですから、たまには自分にご褒美を挙げてください。
⑧問題の難易度を下げる
もしできない自分にイライラしたり、自信を無くしている人は問題の難易度を下げてみてもいいかもしれません。
まずは自分がどこまでできてどこからできないのか明確にしないといけません。
それをしないと永遠にできないという悪循環になってしまうからです。
難易度を下げることで自分の現在地を明確にして、解ける安心感や達成感を感じてください。
ゲームでどれだけ頑張っても勝てない相手と永遠に闘い続けてもつまらないですよね。それと同じです。
⑨志望校を見学する
どうして勉強しているのか見失うとやる気も出ないしつらくなります。
だから、時間を取ってあなたの志望校に見学に行ってみてください。
大学の雰囲気や学生などを味わえます。
すると、自分が入学したときのイメージができて自分の受験勉強に身が入るようになります。
勉強の目標を見失っている人は気分転換の意味も含めて見学に行ってみましょう。
まとめ
さて今回は受験勉強がつらくて逃げ出したい人がすべき9個の方法をご紹介しました。
つらいまま勉強していても正直いいことはありません。
適度に頑張り、適度に手を抜くというのを大切にしてほしいです。
完璧主義の人ほどネガティブな感情が強くなりやすいです。
僕もそうだったので分かりますが、あなたはもう十分頑張っています。だから無理をしすぎないようにしてください。
今回紹介した方法を1つでもいいので試してみてください。きっとい変化がありますから。応援しています。