今回はそう考えている親御さんのために塾と家庭教師の違いやメリット・デメリット、どちらがおすすめなのかお伝えしていきます。
この記事で分かること
- 塾と家庭教師の違い
- 塾のメリット・デメリット
- 家庭教師のメリット・デメリット
- どちらに通うべきなのか
どちらがおすすめ?
いきなり「家庭教師と塾のどちらがいい?」に対する結論ですが、『判断は難しい』が僕の結論になります。
なぜならどちらにもメリット・デメリットが存在するためです。
何を第一優先したいか、お子様の性格などで変わってきます。
それに塾に関しては、目的によって種類が変わります。
補習塾か進学塾か、個別指導か集団指導か、など。
こういった理由で、どちらがいいのか判断するには、体験をすることが1番確実です。
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家庭教師と塾の違いは?
では次に、塾と家庭教師の簡単な違いをお話ししていきます。
またこの記事では塾は主に集団塾を意味します。
それがこちら。
- 勉強環境
- 指導力
- 対応人数
順番に解説していきます。
勉強環境
家庭教師はその名の通り、自宅で勉強を教えてもらうことになり、一方で塾はその塾の教室が勉強環境になります。
指導力
家庭教師の多くは一般的な大学生であり、指導のプロではないことが多いです。
そのため指導に偏りがあったり、お子様との向き合い方、受験に関する情報など不足している可能性が高いです。
一方で塾(特に集団塾の場合)は、プロの先生が授業を担当してくれることが多いです。
塾ごとに指導ノウハウもあり、データ分析や生徒のタイプ分析も徹底的にされています。
対応人数
家庭教師は自宅に来てくれて1対1で指導してくれます。
他の生徒が一緒になることはありません。
一方で塾は「個別」と言っても講師と生徒は、1対3やもっと生徒が多い場合もあり、マンツーマンは珍しいです。
他にも小さな違いはありますがはこれらが家庭教師と塾の大きな違いです。
家庭教師のメリット
続いて家庭教師のメリットをご紹介します。
それがこちら。
家庭教師のメリット
- 移動する手間が省ける
- 1対1で教えてもらえる
- ペースを合わせてもらえる
- 状況を把握しやすい
- 時間の融通が利きやすい
順番に解説していきます。
移動する手間が省ける
先ほどもお伝えした通り家庭教師の場合、自宅が勉強する場所になります。
そのため移動する手間が省けます。
送迎の時間が合わないと心配することもないし、お子様が部活などで忙しくても安心です。
1対1で教えてもらえる
家庭教師の1番のメリットがこれではないでしょうか。
家庭教師は完全なマンツーマンのため分からないことはすぐに聞けるし、教師側もお子様のことだけに集中して指導をすることができます。
そのおかげで信頼関係を築きやすくなり、もともと勉強が嫌いなお子様であっても勉強も捗るようになります。
ペースを合わせてもらえる
家庭教師はお子様の学習のペースに合わせてもらえます。
授業で分からなことがあれば授業の復習、演習を増やしたければ演習、先のことを習いたければ予習もできます。
家庭教師はとにかく生徒に合わせて柔軟な対応ができます。
状況を把握しやすい
親からしたら子供がどんな状況か、学習内容を理解しているのかなど気になることたくさんありますよね。
それも学校や塾に比べて家庭教師の場合、教師に直接たくさん聞くことができます。
家庭教師が信頼できる人であることが前提になりますが、勉強面に関して親として子にどのように接したらいいのかも分かりやすくなります。
時間の融通が利きやすい
家庭教師だと体調を崩した時でも簡単に振替をすることができます。
また授業を受けたい時間帯を指定することができます。
自宅が勉強場所になるため、他の家族のことも考えないといけないので、家族の都合の悪い時間などを避けて授業を組めるのはメリットですね。
以上が家庭教師のメリットです。
家庭教師のデメリット
一方で、家庭教師にはこんなデメリットがあります。
家庭教師のデメリット
- 家庭教師の質がバラバラ
- 受験などの情報が得づらい
- 費用が高い
- 相性が合わないことがある
- 費用がかかる
- 周りがいないため刺激がない
- 家族が気を遣わないといけない
順番に解説していきます。
家庭教師の質がバラバラ
家庭教師の多くはプロの指導者ではなく一般的には大学生であることが多いです。
「プロの指導者」ではありません。そのため指導力がバラバラです。
指導力とは学習指導だけでなく、お子様のモチベーション維持なども含みます。
当然指導力のある優秀な家庭教師もいますが、全員がそうであるとは言えません。
指導力には不安が残ります。
受験などの情報が得づらい
塾と比べると家庭教師だと受験などの情報が得づらいです。
教師の指導力にも関わりますが、やはり個人だと情報入手には限界があります。
情報は成績アップや受験攻略に欠かせないものなので、本気で「○○高校/○○大学に合格する!」と考えているお子様には、家庭教師は向いていないですね。
相性が合わないことがある
家庭教師は完全マンツーマンの指導であるためその分、お子様と家庭教師の相性が大事になります。
合えば学習意欲も向上し、成績も上がっていきますが、合わないと地獄です。
これは実際に授業を受けてみないと分かりませんが、人と人である以上、相性があるので、気を付けて見極める必要があります。
費用が高い
家庭教師は手厚いサポートが受けられる分、費用が高くかかってしまいます。
費用がかかるから確実にお子様が伸びるのかといったらそうでもありません。
先ほどお伝えした通り、指導力もバラバラでお子様と合わないこともあります。
お金だけがかかり、成績が下がることもありえますから注意が必要です。
周りがいないため刺激がない
塾だと周りの生徒がいて、「自分も頑張ろう」と思ってやる気を出せますが、家庭教師の場合は周りがいません。
刺激がもらいづらく、自分の学力レベルの把握も難しくなってしまいます。
家族が気を遣わないといけない
自宅で教えてもらうとなると、周りの家族は少なからず気を遣わないといけません。
それにより神経質になったり、多少ストレスが溜まったりすることもあります。
以上が家庭教師のデメリットです。
塾のメリット
次は塾のメリットを解説していきます。
まず、塾と言っても様々な種類があります。個別指導・集団指導、補習、進学、総合・専門…
個別指導塾は家庭教師と近いので今回、塾というのは「集団塾」を意味すると考えてください。
そして、塾のメリットがこちら。
塾のメリット
- プロの講師の指導を受けられる
- 周りがいて刺激をもらいやすい
- 受験の情報を得やすい
- 自習室もあり自分で勉強する習慣がつく
- 一定のスピード・カリキュラムで学べる
順番に解説していきます。
熱心なプロの講師の指導を受けられる
塾では熱心なプロ講師の指導を受けられます。
テクニックや解法など成績アップに直結するものを、綿密に組まれたカリキュラムに沿って手に入れられます。
周りがいて刺激をもらいやすい
塾は個別指導方式でも周りの生徒がいます。
その子たちと競い合ってみたり、勉強している姿勢を見たりすることで刺激をもらえるようになります。
競争心の強いお子様、負けず嫌いのお子様は、塾だと周りの生徒と切磋琢磨して成長できます。
受験の情報を得やすい
家庭教師に比べて塾は受験などの情報がたくさんあり得やすいです。
また、進学塾だとお子様の進路に合わせて対策をしてくれます。
本気で合格を狙うなら塾の方がいいかもしれませんね。
自習室もあり自分で勉強する習慣がつく
最近の塾では「自習室」があるところが多いです。
そのため先生がいなくても自分で勉強する習慣が身につけやすいです。
習慣ができれば勉強することに対する苦痛も軽減されます。
一定のスピード・カリキュラムで学べる
塾では、カリキュラムに沿って学習が進められます。
そのため、一定のペースで勉強を進めることができ、先取り学習もできるので、ペースについていける場合は確実に力を付けられます。
以上が塾のメリットです。
塾のデメリット
一方で、塾のデメリットは以下のことが挙げられます。
塾のデメリット
- 送迎の手間がある
- 学習の差を感じてストレスに
- 講師との距離が遠い
- 塾での状況を把握しづらい
順番に解説していきます。
送迎の手間がある
自宅からある程度距離があると送迎をしなくてはいけなくなります。
そこまで苦にはならないかもしれませんが、お子様が外に出ていることに対する不安はあると思います。
また近くに塾があったとしても、夜に子供一人というのも危険ですから行き帰りの不安があります。
学力の格差を感じてストレスに
塾のレベルや授業のレベルがあまりにも高く、ついていけなくなると塾に通うことがストレスになります。
完全マンツーマンの家庭教師と比べると、学習の格差を感じやすいのは塾のデメリットです。
講師との距離が遠い
家庭教師と比べると、講師との距離が遠くなってしまいます。
だから聞きたいことがあっても、すぐに聞けないという状況になる可能性があります。
生徒と講師の間には信頼関係が必要ですが、塾だと家庭教師よりも関係を築きにくいです。
塾での状況を把握しづらい
塾は講師と保護者との距離もあるため、定期的に面談があるとは言え、お子様の状況を把握しづらくなります。
お子様の状況を詳しく聞きたい人は家庭教師の方がいいかもしれませんね。
以上が塾のデメリットです。
どっちに通わせるべき?
最初もお伝えしたように、家庭教師・塾それぞれにメリット・デメリットがあることがわかりました。
では続いて、どんなお子様が向いているのかタイプ別で見ていきましょう。
家庭教師に向いているお子様
家庭教師が向いているお子様はこちらです。
家庭教師はこんなお子様におすすめ
- 勉強が嫌い
- 自分にペースを合わせてほしい
- 集団だと勉強に集中できない
- 質問するのが苦手
- 不登校になっている
- 部活や習い事で忙しい
勉強が嫌い
勉強が嫌いなお子様は、マンツーマンで指導してくれる家庭教師の方がおすすめです。
塾では個別だとしてもずっと見ててもらえるわけではなく、その大半が自習の時間のこともあります。
それだと勉強をやろうという気持ちにはなかなかなれませんので、モチベーションの管理も家庭教師にしてもらいましょう。
自分にペースを合わせてほしい
普段の学校の授業で理解できないことがある人は、家庭教師がおすすめです。
家庭教師だったら周りを気にせずに自分だけのペースで指導を受けられます。
苦手の克服に時間を使ったり、得意科目を伸ばすために時間を使ったりすることができます。
集団だと勉強に集中できない
塾にも種類がありますがいずれにせよ、塾だとお子様以外にも生徒がいることになります。
そういう環境で勉強をするのが苦手なようでしたら、完全マンツーマンの家庭教師の方がいいですね。
質問するのが苦手
普段の学校生活で分からないことがあっても、先生に質問することが苦手なお子様は家庭教師と信頼関係を築いていく方がいいです。
塾だと分からなくても質問もできずそのままにしてしまうこともあります。
家庭教師との相性にもよりますが「近い指導者」の方がいいでしょう。
不登校になっている
不登校のお子様だと家から出るというのも相当な負担になります。
また何もしないと学習で大きな後れを取ってしまうこともあります。
そうならないように、家庭教師に勉強のサポートをしてもらうのは大きな意味があるでしょう。
部活などが忙しい
部活などで忙しいとわざわざ塾まで通うのも大変です。
その場合は自宅に来てもらう方がいいでしょう。
家庭教師だと授業の時間を合わせやすく、振替も簡単にできます。
勉強が嫌いなのに自習しろなんて難しいので、勉強嫌いのお子様は家庭教師が向いています。
塾に向いている塾のお子様
塾に向いているお子様はこちらです。
塾こんなお子様におすすめ
- 競争心を持っている
- 進路をもう決めている
- 勉強習慣が身についている
競争心を持っている
競争心を持っているお子様は周りに生徒がいる塾に向いています。
その子たちと競争して成績を伸ばして行ける上に、自分の現在の位置も把握でき、モチベーションも高く保ちやすくなります。
進路をもう決めている
進路が明確に決まっているお子様は塾が向いています。
塾にはその進路に行くための受験対策法や情報が多くあります。
それに詳しいプロの講師もいます。
それらを利用することで効率的に進路まで向かうことができます。
勉強習慣が身についている
塾ではずっと講師が見てくれているわけではないので、自分で勉強する時間が必ずあります。
勉強する習慣がないと講師に見てもらってない時間、何をしていいのか分からなかったりサボったりしてしまいます。
逆に勉強習慣があれば課題をやり、分からないことを明確にして講師にそこを聞くということができます。
まとめ
今回は家庭教師と塾の違い、それぞれのメリット・デメリットについてまとめました。
最初もお伝えしたように「何を1番に優先したいか」「お子様の性格」などで答えは変わってきます。
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